難易度について詳しく知りたい。
今回の記事では、韓国語の難易度と学習方法を解説していきます。
近年、韓国ブームということもあり、「推しのK-POPアイドルが言っていることを理解したい」、「韓国ドラマを字幕なしで見たい」といった理由で韓国語に興味を持ち始める人も多くなってきましたね。
そんな中ですが、韓国語を勉強してみたいけど何から始めればいいのか、どのくらい勉強すれば理解できるようになるのかなど、これから始める人にとって気になることは多いと思います。
そこでこの記事では、様々な学習法を網羅した私が、韓国語の難易度と必要な学習時間、おすすめ学習法を3つお伝えしていきます。
初心者の方はもちろん、すでに少し韓国語の勉強を始めたけど、学習法に悩んでいる、モチベーションが下がってきてるという方も参考になること間違いなしです。
この記事を読み進めながら、韓国語の疑問やお悩みを解決してみてくださいね!
目次
韓国語は日本人にとって難しいものなのか?
韓国語はハングルを用いた独特の文字を使うため、文字だけ見ると少し難しいイメージがありますが、実は日本語と似ているところがたくさんあるのはご存知でしょうか?
韓国語の難易度について結論から言うと「韓国語は日本人にとっては難易度もそれほど高くなく、習得しやすい言語」といえます。
その理由として、日本語と韓国語には、多くの共通点があり、日本人が世界で1番、簡単に覚えられる外国語と言われているからです。
日本語と韓国語の主な共通点を上げると以下の2つが挙げられます。
- 1つ目:日本語も韓国語も中国から伝わった漢字語をもとに発音が作られたため、共通する言葉も多く、馴染みがあって比較的覚えやすい。
※例えば、約束、記憶、家族、運動などの単語の発音は日本語とほぼ同じ。 - 2つ目:日本語と韓国語は、基本的な語順が一緒と言うこと。
また、文章の組み立て方もほとんど同じなので、基本的な文法と単語を覚えたら、簡単に文章を組み立てることができます。
主語(S)+ 目的語(O)+ 述語(V)(英語はSVO型)
それに加えて、日本ではK-POPや韓国ドラマブームという背景もあり、音楽やTV番組を見たり、韓国語に簡単に触れる機会も増えているので、日本人には身近で学習しやすい言語と言えるでしょう。
韓国語をマスターするには何時間の学習が必要?
初心者の方から「韓国語をマスターするには何ヵ月くらいかかりますか?」という質問を受けることがよくあります。
この記事を読まれてる方の中にも、同じ疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
特に、これから勉強を始める方たちにとっては、どれくらい頑張ればマスターできるのかという、目安は知っておきたいものですよね。
韓国語に限らず、語学をマスターするには、何時間の学習が必要かというと、個人差はありますが、正しい学習法で1,000時間と言われています。そのため、毎日3時間みっちり、一生懸命勉強を続ければ、誰でも1年で、ある程度は韓国語を習得できるということです。
しかし、正直に言いますと、私は韓国語能力試験(TOPIK6級)取得者ですが、まだまだ学習途中です。TOPIK6級は韓国語学習者なら誰でも目標にしている最上級ですが、それに合格したからといっても、完璧に韓国語をマスターしたのかと言われるとそんなことはないです。
そう言うとモチベーションが下がる方もいるかもしれませんが、語学学習に終わりはないので、重要なことは自分が目指す目標や目的を明確にしゴール設定をすることが大切だと思います。
学習時間を有効に使うためにも、学習の目的や目標を決めた上で自分にぴったりの韓国語教室を見つけて通ったり、お気に入りのテキストを購入し学習を進めることが、韓国語をマスターするための近道になることでしょう。
韓国語を難しいと感じる方に向け学習方法を解説
いざ「韓国語を勉強してみよう!」と思い立ったのは良いものの、まず悩むのが学習法ですよね。
特に初心者の人は何から始めたら良いか分からず、「韓国語に興味があるけど、どんな方法で勉強すればいいの?」と悩むことも多いかと思います。
そこで以下では、私が実際に経験してきたおすすめの学習法を3つお伝えします。韓国ドラマやK-POPアイドルなどの影響で韓国語に興味を持ち、これから韓国語の勉強を始めてみたいと思う方、また実際に勉強をし始めたけど伸び悩んでる方は必見です!
- ハングル文字をマスターする
- テキストなどの例文を丸暗記
- 実際に会話してみる
学習法①ハングル文字をマスターする
ハングル文字を見ると、難しそうに見える方も多いかと思われます。
しかし、まず一番最初に必ず通る道は、ハングルの「母音」と「子音」と「発音」を覚えることです。
韓国語は母音と子音とパッチムによって構成されるため、これらの構造を把握してから勉強することをおすすめします。
ハングルは韓国語を理解するための基本的な知識となるため、丁寧にインプットすることを心掛けましょう。
韓国語の勉強を始めるにあたって、ハングルの暗記は最も重要なことです。
その理由として、基礎ができていなければ、その後の応用やよりレベルの高い文章などを理解することができないから。
私の体験談になりますが、独学でも学習は可能です。しかし、韓国語の一番初めは韓国語教室でハングルの基礎をしっかり身に着けるのが絶対おすすめ。この段階で初めの基本的なところをどれほど理解できているかによって、今後の上達速度も変わってきます。
韓国語で「시작이 반이다」(訳:始めたら半分達成したのと同じ)という、ことわざがありますが、まさに韓国語のハングルの読み方と発音さえ覚えてしまえば、だいぶ韓国語マスターに近づくことができるでしょう。
基本的な文字と発音をしっかりと学び、ハングルを書きながら発音をすることを何度も繰り返すことが韓国語学習にあたって一番肝心なところです。
学習法②テキストなどの例文を丸暗記
ハングルの基本を理解し単語をある程度覚えた後は、テキストなどで例文や、様々な文章に触れていきます。例文で文法・単語に慣れ、あいさつなどの基本フレーズを丸暗記することで、少しずつ韓国語の感覚を掴めるようになるでしょう。
そのためには、一冊のテキストの例文を丸暗記がおすすめです。
「一冊のテキストをすべて丸暗記?」なんて聞くとちょっと大変そうとか、遠回りに思えるかもしれません。
しかし、一度、色々な例文や会話文などの文章を覚えてしまえば、レベルが上がっても単語を入れ替えるだけで、使い回しができるようになります。
暗記をすることで、会話、文章、聞き取りすべてに応用が可能になり、実践的な韓国語にも大いに役立つでしょう。
学習法③実際に韓国語で話してみる
最後に紹介するおすすめの学習法は、実際に韓国語で会話をしてみたり、リスニングで聞いたものを真似して声に出してみること。
韓国語の学習では発音と会話の練習が最も難しいと言われています。韓国語は独学で習得することも可能ですが、会話と発音は細かいルールや発音変化などがあるので、スピーキング学習に関しては独学するのが大変難しいものです。
ただ1人で、机に向かって文章を書いてテキストを読んだだけでは、理解したつもりで終わってしまうので、実践的な韓国語は身に着きません。
ある程度、韓国語が身についた後は、文章を声に出して読んでみたり会話をして、アウトプットをすることで初めて自分のものになります。言語の習得のためにはアウトプットを常に心がけるべきです。韓国語をよく理解していることも大切ですが、相手と言葉を交わすことが、何よりもスピーキング力アップに繋がります。
そこで、発音をしっかり身に着けたい、韓国人と会話がしたいことを目指している方は、教室に通ったりオンライン教室を活用して、ネイティブ講師などから直接教えてもらうのがおすすめ。
私も韓国語をそれなりに勉強してきたので、読み書き、聞き取りはある程度理解できますが、語学は実際に口に出して使わないとすぐに忘れてしまうので、話す機会は自分から作らないといけないなと痛感しております。
上達への一番の近道は、恥ずかしがらずに声を出し、発音と会話を実際に使いこなすことで、より高いレベルで韓国語をマスターできるでしょう。
まとめ:韓国語は日本人にとってマスターしやすく、それほど難しくない!
今回はここまで韓国語の難易度と必要な学習時間、学習法とポイント、注意点について解説してきました。
おすすめの学習法を紹介しましたが、大切なのは学習法より楽しく続けることだと思います。
「好きなK-POPアイドルが言ってることを分かるようになりたい!」「ドラマを字幕なしで見たい!」「韓国旅行で韓国語を使ってみたい!」など、様々な理由があるかと思いますが、韓国語を勉強してどうなりたいかという目標を持ち楽しく勉強してみてください。
語学は決して簡単な道のりではありませんが、継続すると結果がついてくるので、「難しい」から「楽しい」と思えたら必ず韓国語を話せるようになると思います。
言語は、一度取得してしまえばずっと使える貴重なスキルです。
これから韓国語を学びたいと思っている方は、この記事をぜひ参考にしてみて下さいね。
最後に、モチベーションの維持はとても重要です。勉強の仕方によって上達のスピードは違いますし、一緒に勉強する仲間や先生がいたらもっとモチベーションアップにつながります。
私は、独学より断然、韓国語教室に通うことをおすすめします。
Korean Withではおすすめの韓国語教室も紹介しているので、興味がある方はそちらの記事も読んでみて下さいね。
オンラインで韓国語レッスンを受講される方も増えています!以下の記事で詳しくまとめているので興味がある方はチェックしてみてください!