今回は、社会人の方に向けて韓国留学でかかる費用ついて解説していきます。
近年、韓国ブームということもあり、韓国に興味を持ち始めて語学留学を考えている人は、学生や若い世代だけでなく社会人にも多くみられます。
また、日本から韓国へは飛行機で2時間程度で行けるということもあり、他の国と比べると費用も安く時差もないので、忙しい社会人でも留学に挑戦しやすい傾向です。
しかし、いざ「韓国留学に行ってみたい!」と思っても、留学というと学費、生活費、渡航費…と多くの費用がかかるイメージがありますよね。特に初めての留学だと「何にどのくらいの費用が必要なのか」など分からないことも多いはず。
留学に行く前に、費用はきちんと把握しておきたいですよね!
そこでこの記事では、社会人の方で韓国留学を検討している方に向けた留学でかかる費用や節約する方法をまとめました。
記事後半には、おすすめの留学エージェントや韓国現地の留学保険も紹介しますので、ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
目次
社会人の韓国留学でかかる費用【1年間の場合】
ここからは、社会人の韓国留学でかかる費用を1年間の場合で解説していきます。
だいたい1年間の韓国留学にかかる費用の相場は、100万〜300万程です。
- 学費:40〜120万円程度
- 生活費:30〜60万円程度
- その他:30~120万程度
下記で、具体的に見てみましょう。
学費
まず、学費です。韓国留学に行くとなると、一番かかる費用になります。
語学堂や語学学校によっても様々ですが、学ぶスタイルやプログラム、時期によってもだいぶ費用は異なります。
一般的な相場として学費は40〜120万円程度が必要です。
留学に行ったときに「レベルが合わない」「学びたいことが違う」などにならないように自分が留学する目的を明確にしてから、予算に合う学校を選ぶのが大切です。
現在は、オンラインの授業を取り入れているところも多いので、行きたいと思った留学先の学校は学費だけでなく、授業形式も必ずチェックしましょう。
生活費
次に、生活費です。生活費は、食費、交通費、娯楽費などをここでは挙げていきます。
生活費は自分次第でいくらでも抑えることができますが、30〜60万円ほどが平均です。
住むところによって食事付きのところもあるので、予算を抑えたい人は居住スタイルも検討する必要があるでしょう。
交通費に関しては、日本よりは比較的安い傾向ですが、学ぶ学校の徒歩圏内に住む場所を決めたりすれば、節約可能です。
予算に合わせて学校選びや住む場所を検討するのがポイントですね。
韓国で勉強以外に娯楽も思う存分楽しみたいという方は少し多めの予算を組んでみましょう。
その他
最後に、その他でかかる費用をまとめてみました。
留学には学費、生活費が主にかかる費用ですが、その他渡航費、留学保険、パスポートの申請、居住費なども必要です。
具体的にかかる費用は以下の通りです。
- 渡航費 往復 3~5万程度
- 海外留学保険料 2~12万程度
- パスポートの申請 1~2万円程度
- 居住費 25~100万円(光熱費、通信費など含む)
上記が平均的にかかる費用と言われていますが、時期や様々な状況で変わります。
また、現在は出発前にPCR検査や証明書などの提出でさらに多くの費用がかかる場合がありますので、プラスで費用が必要になる場合があります。
渡航前にしっかりとチェックするのが良いでしょう。
社会人が韓国留学を節約して行う3つの方法
ここでは、社会人が韓国留学を節約して行う方法を紹介していきます。
上記では、社会人の1年間の韓国留学でかかる費用をお伝えしましたが、かかる費用の相場は、100万〜300万程とピンからキリでしたね。
社会人になれば学生のときとは異なり、働いていた時の貯金など余裕を持った状態で行けるのでお金の心配も少ないケースが多いように感じますが、留学は思った以上に費用がかかるものです。
以下で韓国留学を節約するおすすめの方法を順番に紹介しますので、なるべく留学費用を抑えたい方は参考にしてみてくださいね。
- 学校選びで費用を抑える
- 居住スタイルで節約する
- 留学の目的を明確にする
1.学校選びで費用を抑える
まずは、学校選びで費用を抑えること。
語学留学で学ぶ場所は、大学の敷地内にある大学付属の「語学堂」と民間が運営する「語学学校」があり、自分の学びたい目的やプログラム、学ぶ期間によって選択します。
費用は、授業時間が長い分「語学堂」が高い傾向なので、授業料を抑えたいのであれば、「語学学校」を選択するのがおすすめ。語学学校は学費は安いですが、その分授業時間が短いので現地で働きながら通うことも可能です。
また、期間によっても学費は変わるのでなるべく費用を抑えたいのであれば、短期留学を検討してみるのも良いかもしれません。「短期だと学習効果は得られないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、目的と目標を明確にして短期集中で留学すれば必ず得られる効果はあるはずです。
以下の記事で短期間の韓国留学でかかる費用や学習効果を詳しく解説していますのでチェックしてみてくださいね。
2.居住スタイルで節約する
次は、居住スタイルで節約することです。
韓国留学で住むところは寮、コシウォン、ワンルームの大きく3つの種類がありますが、居住スタイルによってかかる費用は異なります。
まず、大学に付属されている寮。ほとんどが大学内や大学から徒歩圏内の場所にあり、
韓国の大学生、留学生が利用できます。食事もついて比較的値段は安く設定されていて2人部屋に分けられてるところが多いのが特徴。
入学手続きの際に、入寮するための申請もできる場合もあるので、寮を検討している方は事前にチェックしましょう。
続いてコシウォン。コシウォンとは勉強と寝泊まりだけの為に作られた3畳程度の部屋です。キッチン、シャワーやトイレは共同なのが一般的。
部屋が狭く、机などの基本的な家具があるところは多いものの、食事はつかないので費用が安く抑えられるのも魅力的です。
最後はワンルーム・オフィステル。日本のワンルームマンションに似ていて1人暮らしに十分の広さ。家具は自分でそろえる必要があり、最低でも6ヵ月以上の滞在から1年以上の物件がほとんどです。費用は高めですが、プライベート空間が保て快適に過ごすことができます。
食費に関しては、提供されるかどうか、自炊で最低限に抑えるかなどで節約可能です。安く抑えるのも重要ですが、住む場所と食事は留学生活において非常に重要です。慎重に決めることが良いでしょう。
3.留学の目的を明確にする
最後は、留学の目的を明確にすることです。
学生時代とは異なり、社会人にはお金と時間は貴重です。「学びたいことは何か」「留学して何を得たいか」など目的を明確にしておけば、学ぶ姿勢や意識も変わってきますし、必要なところにお金を使えて、余計な無駄遣いを減らせるでしょう。
また、仕事を辞めて韓国に留学することは、相当な覚悟が必要なはずです。お金の節約も大切ですが、社会人は時間も無駄にできません。
社会人になれば、時間もお金も貴重だという意識は十分理解しているはずですよね。しっかり目的や達成したい目標を明確にして、限られた期間で充実した留学生活を送りましょう。
そうすれば後悔なく留学を成功させ、帰国後も自信に繋がっているはずですよ。
社会人におすすめできる韓国留学のエージェント【3選】
ここからは、社会人におすすめできる韓国留学のエージェントを紹介していきます。
実際「韓国留学に行く!」と決意してみても「どんな方法で留学ができるの?」「手続きや準備が分からない」「何から手をつけていいか分からない」と分からないことも多いはず。
留学は直接、自分でリサーチして手続きすることもできますが、語学力に自信がなかったり初めての留学となるといろいろ不安もあるでしょう。
そこで、おすすめしたいのが「留学エージェント」。
留学エージェントとは、留学の際の様々な手続きを代行してくれる留学手配の代理店です。面倒な手続きだけでなく留学先での生活の支援や学校選びのアドバイスなど入国から帰国まで様々なサポートをしてくれます。
以下では、おすすめの留学エージェントを3社の特徴をそれぞれ紹介しますので、エージェント選びの参考にしてみてくださいね。
1.K Village留学
K Village留学は、日本最大級の韓国語教室 K Village Tokyoが運営している留学エージェントです。
4日間から行ける短期留学、3ヶ月以上からの長期留学、そして今、注目を集めている
韓国語授業とエンターテインメント授業を同時に楽しめる人気のKPOP留学コースまであります。
学校選び、空港までの迎えから、Wifiレンタルや布団購入サポートなどの各種登録手続きはもちろん、楽しい留学生活が送れるようにお勧めの韓国料理のお店や観光地スポット、韓国人の友達も紹介してくれます。
そして、K Village留学の強みは紹介物件数が多いこと。実際に韓国までお部屋を見に行ったかのように予算に合った住む場所を安心して探せるようにサポートしてくれます。
料金もパッケージで提供しているので費用も安く抑えられるのも魅力ですね。
K Village留学のエージェント情報
住所 | 東京都新宿区歌舞伎町2-42-16 第二大滝ビル5階 |
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アクセス | 新大久保駅より徒歩7分 |
留学相談 | オンラインまたはオフィス ※詳しくは公式サイトよりお問い合わせください |
特徴 | ・業界最安値で韓国留学ができる ・紹介できる物件数が多い ・各種手続きの代行が可能 |
また、K Villageでは、留学のエージェントだけでなく全国16校舎の日本最大級の韓国語教室を運営しています。生徒の満足度も95%と非常に高く、楽しみながら効率よく韓国語を学べるでしょう。
目的に合わせたレッスンを行ってくれるので、留学前に韓国語を勉強しておきたい方にもK Villageの韓国語教室はおすすめ。無料体験レッスンも随時お申し込みが可能なので、気になる方は公式サイトからチェックしてみましょう。
2.aah! education
aah!educationは(アー エデュケーション株式会社)が運営する、 韓国の語学留学を専門とする留学エージェントです。
留学に行ったその日から留学生活だけに集中できるよう、留学に関する複雑な手続き
(願書作成、申請、海外送金、学費納付、入寮申請、宿泊施設準備、入学許可書送付、ビザ申請準備)から提携会社と協力して航空券や保険、Wi-FiやSIM、布団や外国人登録などのすべての手続きをサポートしてくれます。
留学を決めてから韓国に到着までを留学経験のある日本人スタッフが、親身になってサポートしてくれるので手続き関係で不安な方は安心してお任せできるでしょう。
また、経験豊富な留学カウンセラーが一人ひとりの留学目的や希望を聞いた上で、様々な観点から留学プランを提案、アドバイスをしてくれます。
そして、aah!educationの強みは韓国に日本人スタッフが数名常駐しており、留学先でのトラブルや授業でのカウンセリングなどのサポートも充実しているところ。アフターケアもしっかりしてくれるので安心して留学生活を送ることができますね。
aah! educationのエージェント情報
住所 | 東京都千代田区内神田2-7-9 浅野屋ビル2階 |
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アクセス | 神田駅より徒歩3分 |
留学相談 | オンラインまたはオフィス ※詳しくは公式サイトよりお問い合わせください |
特徴 | ・経験豊富な留学カウンセラーが在籍 ・現地でのサポートが充実している ・無料説明会を定期的に行っている |
3.EFエデュケーションファースト
EFエデュケーションファーストは、留学エージェントではなく、スウェーデンで1965年の創業され、語学留学、学習研究、文化交流など年齢や目的に応じて様々なプログラムを展開
している世界中で語学学校を運営する国際教育機関です。
EFエデュケーションファーストの特徴は、提携する語学学校を斡旋する一般的な留学エージェントとは異なり、すべての留学プログラムを世界20ヶ国・50拠点の直営校で運営していること。
そのため、希望、目的に応じて期間やカリキュラムなど、プランをオーダーメイドやカスタマイズできます。
また、留学エージェントを通しての留学ではないので仲介費などの手数料は一切かからず、費用が安く抑えられるでしょう。
現地校と日本オフィスのスタッフは常に連携を取っているので、緊急時の対応が円滑にできるのが直営校ならではですね。「エージェントに払う手数料を抑えたい」「充実したサポートを受けたい」「様々なプログラムから選びたい」という方におすすめです。
EFエデュケーションファーストのエージェント情報
住所 | 東京本社 渋谷区渋谷2-15-1渋谷クロスタワー27階 その他、札幌、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡に支社あり |
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アクセス | 渋谷駅より徒歩4分 |
留学相談 | 公式サイトよりお問い合わせください |
特徴 | ・留学エージェントではないので、仲介手数料などが抑えられる ・提携学校ではなく直営校で運営している ・目的に応じてプランをオーダーメイドできる |
以下では、さらに詳しく留学エージェント情報が載せているのであわせて読んでみてくださいね。
韓国留学でおすすめの保険【韓国現地の留学保険】
ここからは、韓国現地のおすすめの留学保険をご紹介していきます。
日本で入れる留学生向けの保険も様々ありますが、韓国現地でも保険に加入できるのをご存じでしょうか?
韓国現地の保険の特徴としては、保険会社や補償内容によって異なりますが、短期でも入れるのが多く1万円程度で入れます。
留学時に必要な「最低限の補償で十分」、「保険料を抑えたい」という方におすすめ。
以下でおすすめの保険を紹介していきますので、ぜひ、韓国の保険も検討してみてくださいね。
- 韓国の国民健康保険
- 語学堂の健康保険
- DB損害保険
韓国の国民健康保険
まずは、韓国の国民健康保険です。
韓国に留学する場合には韓国の国民健康保険に加入が可能です。
日本の国民健康保険のように、自己負担3割で韓国で発行された保険証で病院で治療を受けられて、負担が日本円で月々7,000円程度ということもあり、保険料を安く抑えることができるでしょう。
歯医者などの治療も含め、韓国の現地の病院で韓国の人と同様に治療を受けられて便利です。
また、2021年3月から6ヶ月以上滞在する外国人には健康保険の加入が義務化されたので長期留学の方は特に注意してください。
6か月未満などの短期留学では、日本の健康保険適応の韓国の病院を利用することもできますが、帰国後に還付を受けるための申請をしなければならないので、書類を作成してくれる病院でなければいけません。事前に日本の健康保険が適応の病院をきちんと調べておきましょう。
韓国の国民健康保険では、キャッシュレスメディカルサービス(保険会社と提携している病院にて治療を受けられ、窓口で治療費を支払う必要がなく、病院から直接保険会社に請求してもらえるサービス)や通訳サービスはないので、語学力に自信のない方は日本の留学保険を検討してみることもおすすめです。
以下の記事では留学保険に関する情報を紹介していますのでぜひ、チェックしてみてくださいね。
語学堂の健康保険
次は、留学先の語学堂の健康保険です。
韓国のほとんどの語学堂では、入学手続きの際に留学生に語学堂が推奨する保険を案内してくれます。自分で探して、比較検討をしなくても良いので手続きが簡単なのがメリット。
しかし、案内された保険に必ず加入しなければならないわけではないです。自分に合った補償内容でなければ無理に入る必要はないので、その点は安心くださいね。
保険適用期間が6か月または1年間のものが多く、補償内容や期間が自分に合えば、加入してみるのもいいかもしれません。
DB損害保険
最後に、民間の保険会社のDB損害保険です。
韓国現地の民間保険の中でも代表的な保険会社DB損害保険の留学生向けプランがおすすめです。
DB損害保険の魅力としては、年齢、性別などで異なりますが、保険料が1年間で2万円程と日本の保険と比べて約10分の1も安く、保険料が抑えられること。
医療保険や死亡保険から現地保険では珍しい賠償責任の補償も受けられるプランが用意されるところが特徴です。
しかし、韓国の保険会社なので日本語に対応しているか、緊急時には対応してくれるかなどきちんと調べたうえで検討してみてください。
契約時に留学エージェントなどに仲介してもらうのも良い方法でしょう。
DB損害保険を検討している方で手続きやサポート対応が不安な方は、ぜひ留学エージェントに相談してみてくださいね。
まとめ:社会人の韓国留学でかかる費用を把握して、予算を立ててみよう!
今回は社会人に向けた社会人の方に向けた韓国留学でかかる費用を解説しました。
留学にかかる大まかな学費、生活費、居住費などがお分かりいただけたでしょうか?
学校や住む場所によって費用は大きく異なるので、韓国留学に行って「何をしたいのか、何を得たいのか」を明確にしてからきちんと予算を組むことが、韓国留学を後悔なく成功させるコツだと思います。
また留学は、費用だけでなく様々な手続きや保険加入も必要になってきます。忙しい社会人の方は留学エージェントにお任せするのが非常におすすめ。留学のプロにお願いすればスムーズに留学準備を進められるでしょう。
「韓国語を基礎からしっかり身に付けたい」「韓国語が話せるようになりたい」と考えている方は、K Villageがおすすめ。
講師陣は日本に精通した日本語堪能な講師なので、韓国語が分からない初心者の方でも安心して授業を受けられるでしょう。
K Villageでは、通学とオンラインが選択可能です。オンラインでは好きな時間に韓国語レッスンを受講できるので特におすすめ。無料の体験レッスンもあるので、気になる方は公式サイトから申し込んでみましょう。
この記事で紹介したおすすめエージェントでは、カウンセリングや資料請求ができるので気になるエージェントがあれば、各公式サイトでチェックしてみてくださいね。
今回の記事が社会人で韓国留学を検討している人のお役に立てれば幸いです。
他にもKorean Withでは、留学に関する記事を多数用意しています。留学の持ち物や得られる学習効果について知りたい方は、以下の記事をあわせて読んでみてくださいね。