今回は、韓国留学で入るべき保険の選び方や種類を詳しく解説していきます。
韓国留学に行くとなると、まず留学先の学校選びや滞在場所、航空券の準備など考えなくてはいけないことが多いですが、その中でも忘れてはならないものは「保険」です。
しかし「保険」といっても様々な種類があり、どのように選んでいいか迷ってしまいますよね。また、保険料や補償内容も気になることでしょう。
そこで、この記事では韓国留学で入るべき保険の選び方やおすすめの日本の保険、韓国現地での留学保険をそれぞれ詳しく紹介していきます。
「韓国留学で保険選びに悩んでいる方」「おすすめの保険が知りたい方」はぜひ参考にしてみて下さい!
目次
韓国留学に行く際には保険に入るべき?
「留学に行く際は絶対保険に入らないといけないの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、結論から言うと、「短期間の留学だとしても、保険に加入する」ことがおすすめ。
韓国に留学中に病気、ケガなど何が起こるか分かりません。事故や事件に巻き込まれるようなリスクも常につきまといます。
保険に加入しておらず、病院へ行くことになれば、保険未加入者は医療費が全額自己負担になり大きな出費になり、場合によっては必要な治療が受けられないケースも。
また、多くの人が留学方法として選ぶ「語学留学」は、留学生に入学条件として保険加入を義務付けてしている学校がほとんどです。保険に加入している証明書を提出しないと入学できなかったり、または入学を取り消しになる場合もあります。
このような場合も考え、韓国留学の際は必ず保険に加入しましょう。
保険に加入していれば、安心して留学生活を送れますよ。
韓国留学の保険の選び方
ここからは、韓国留学の保険の選び方を詳しく紹介していきます。
何を基準に保険を選んでいいか、分からない方は参考にしてみてくださいね。
- 自分に合う補償内容かどうか
- 予算に合った保険料かどうか
- 日本語対応であるか
では、順番に解説していきます。
1.自分に合う補償内容かどうか
一つ目は、自分に合う補償内容かどうかをチェックすることです。どんな補償内容が欲しいのかによって、加入する保険も変わってきます。
例えば、けがや風邪や急な病気などの医療費関連の補償内容が充実しているものから、飛行機の遅延や荷物の盗難、器物破損までのトラブルなどの補償をしてくれるものまで様々。
また、自分の身の回りに起こりうるリスクの補償だけでなく、他人にケガをさせたり、滞在先の水漏れなどにより損害を与えた場合の賠償なども補償してくれるものなど幅広く用意されています。
さらに手厚い補償が欲しい場合はオプションなども組み合わせも可能です。
留学生だけが契約できるプランを提供してる保険会社もたくさんあるので、ご自分のニーズに合わせて補償内容を選んでみてくださいね。
2.予算に見合った保険料かどうか
二つ目は予算に見合った保険料かどうかを確認すること。保険料は補償内容や留学期間によって異なり、ピンからキリです。
保険料が高ければ良い補償が受けられる、安ければあまり補償が受けられないというものではなく補償内容に見合った保険料で選ぶことが重要。
補償内容、保険料が決まっているプランもあれば、予算内での保険料で自由に設計できるプランもあります。
補償内容から保険選びも良い方法ですが、保険料から選ぶこともしてみてくださいね。
また、保険料を支払う必要がないクレジットカード付帯の保険もあります。クレジットカードを持っているだけで保険の役割を果たしてくれるので、保険料を重視する方におすすめです。
気になる方は保険選びと一緒にクレジットカードも検討してみてはいかがですか?
3.日本語対応かどうか
三つ目は、日本語で対応しているかどうか。
日本の保険会社でしたら問題ないのですが、韓国現地での保険を検討している方は必ず確認したいポイント。
韓国語がネイティブレベルまであるなら、気にしなくても良いのですが、韓国語にまだ不安がある方は日本語サポートがある保険会社を選ぶようにしましょう。
いざという時の対応を24時間365日、日本語で電話対応を行ってくれたり、急なけがや病気で病院に行かなければならないときに通訳をつけてくれたりする保険もあります。
留学中の思わぬトラブルの時は、日本語でサポートしてくれるとより安心ですね。
韓国留学でおすすめの保険【日本の保険】
ここからは、韓国留学でおすすめの保険を紹介していきます。
まずは、日本の保険です。日本の保険会社の保険の多くには病気やケガの治療費だけでなく、「盗難の補償や法律上の損害賠償責任を負った場合の補償」、さらには「身内に何か不幸などがあったときの一時帰国する費用が補償」など、内容が手厚いのが特徴。
そして何より、何かあったときの対応窓口も日本語可能なのが安心ですね。
保険料は費用は韓国の現地の保険よりも少し高いですが、「安心して留学生活を送りたい」、「語学力に自信のない」方や長期留学の場合には日本の保険がおすすめ。
以下では留学生に向けたプランを用意している、日本のおすすめの保険会社を3つ紹介します。
- 東京海上日動
- AIG損保
- ジェイアイ傷害火災
1.東京海上日動
一つ目は「東京海上日動」です。
東京海上日動では、渡航中の様々なリスクを考え、安心した韓国での生活を送るために「留学生・ワーキングホリデープラン」を用意しています。
この保険の特徴は、留学中のケガ、病気にかかった場合の補償から他人にケガをさせてしまったり、法律上の損害賠償責任を負った場合の補償、持ち物が海外旅行中に盗難、破損された場合の補償など、考えられるリスクに備えた充実の補償内容です。
そして、留学先での事故・ケガ・トラブルや保険について24時間年中無休で電話で日本語で対応してくれるのが安心。
また、東京海上日動は、東京海上日動と提携している病院が世界90都市以上、約200ヶ所以上もあり、保険証券・保険契約証または被保険者証を見せるだけで自己負担することなく治療を受けられるサービスもあります。
何かと心配なことが多い留学生活も、東京海上日動の充実した補償と、様々なサポートで万が一も安心ですね。
東京海上日動が気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
- 医療費の補償から、留学中に考えられる様々なリスクに備えたプランが豊富に用意されている。
- 事故や、ケガ、トラブルや保険についての疑問など24時間年中無休で日本語で対応してくれる。
- 提携している病院があり、保険証券などの証明書を見せるだけで自己負担することなく治療を受けられるサービスがある。
2.AIG損保
二つ目は「AIG損保」です。
AIG損保では、留学中に起こりうるトラブルに備え、充実した補償内容がある「海外留学生保険・ワーホリの保険」を用意しています。
この保険の特徴は基本的な医療費の補償はもちろん、留学保険では珍しい、虫歯治療から歯周病治療、抜歯まで補償してくれるものや留学者本人や扶養者に不幸があった場合の学業費用を補償など、幅広いプランから選択可能。
AIG損保でも24時間365日日本語対応で、留学中のトラブルや事故、保険の相談など、様々なサポートをしてくれます。
AIG損保は、世界55万ヶ所以上の医療機関と提携しており、留学先で病院の紹介や手配をしてくれます。その場で費用を負担することなく治療を受けられる「キャッシュレス・メディカルサービス」があり、手元に現金がない場合も安心して治療が受けられますね。
オプションなども様々あるので、気になる方は.AIG損保をチェックしてみてくださいね。
- ケガや病気の補償はもちろん、虫歯治療から歯周病治療、抜歯まで補償してくれるプランがある。
- 24時間365日日本語対応で、留学中のトラブルや事故、保険の相談など、様々なサポートが受けられる。
- 「キャッシュレス・メディカルサービス」でその場で費用を負担することなく、提携病院で治療を受けられる。
3.ジェイアイ傷害火災
三つめは「ジェイアイ傷害火災」です。
ジェイアイ傷害火災では、充実した補償で留学生をサポートする「海外留学生専用プラン」を用意。
この保険の特徴は、ケガや病気の補償や継続して3日以上入院した際の家族が現地に渡航する費用、身のまわり品が盗難・住居火災などにより損害にあったとき、または損害を与えて家主から損害賠償を請求されたときなど、留学時の様々なリスクに備えたプランを豊富に取り揃えています。
ジェイアイ傷害火災安心の日本語対応の「Jiデスク」というサービスがあり、留学先で困った時、トラブルに巻き込まれた時、現地で日本語で対応してくれます。
韓国語が話せなくても、その場で現地でサポートしてくれるのが嬉しいですね。
また、ジェイアイ傷害火災では300か所超の病院と提携しており、キャッシュレスで病気やケガの治療が受けられるサービスも提供しています。
様々なサポートが充実しているジェイアイ傷害火災が気になる方は、チェックしてみてくださいね。
- ケガや病気の補償、入院した際の家族が現地に渡航する費用など留学時の様々なリスクに備えたプランを豊富に取り揃えている。
- 「Jiデスク」で留学先で困った時やトラブルに巻き込まれた時、直接現地で日本語で対応してくれる。
- 提携病院でキャッシュレスで治療が受けられるサービスを提供している。
韓国留学でおすすめの保険【韓国現地の留学保険】
続いては韓国現地の留学保険をご紹介していきます。
韓国現地の保険に加入する方法は、韓国の保険会社で提供される留学保険に加入すること。
留学エージェントや代行会社でも提供されていますので日本にいても加入ができます。
現地の保険は、保険会社や補償内容によって異なりますが、1万円程度で入れるものが多く、短期でも入れるのが韓国現地の保険の特徴です。
しかし、補償の対象外となる治療は自己負担になるなど、補償内容は様々。詳しい内容をしっかり確認しておく必要があるでしょう。
また、留学先の学校から保険を紹介されるケースもあります。補償内容や保険料がご自分のニーズに合えば学校の保険に加入するのも安心ですね。
保険選びは自己責任なので、メリット、デメリットを確認して保険選びの参考にしてみてくださいね。
以下では現地の保険に入る選択肢とおすすめの保険会社について詳しく解説していきます。
- 韓国の国民健康保険に加入
- 語学堂の健康保険に加入
- DB損害保険
1.韓国の国民健康保険に加入
まずは、「韓国の国民健康保険に加入」することです。
韓国に留学する場合には韓国の国民健康保険に加入が可能です。負担が日本円で月々7,000円程度ということもあり、保険料を安く抑えることができます。
日本と同じように、自己負担3割で韓国で発行された保険証を持って、病院で治療を受けることが可能。歯医者などでの治療も含め、韓国の現地の病院で韓国の人と同様に治療を受けられて便利です。
また、2021年3月から6ヶ月以上滞在する外国人には健康保険の加入が義務化されたので長期留学の方は注意してください。
6か月未満などの短期留学では、日本の健康保険適応の韓国の病院を利用することもできます。しかし、帰国後は還付を受けるための申請をしなければならないので、書類を作成してくれる病院でなければいけません。事前に日本の健康保険が適応の病院をきちんと調べておきましょう。
- 保険料が月々7,000円程度で保険料を安く抑えられる。
- 自己負担3割で、韓国の病院で韓国の人と同様に治療を受けられる。
- 6ヶ月以上滞在する外国人には健康保険の加入が義務。
2.語学堂の健康保険に加入
次は、留学先の「語学堂の健康保険」に加入すること。
語学堂によって違いますが、ほとんどの語学堂では、入学手続きの際に留学生に語学堂が推奨する保険を案内してくれます。
しかし、案内された保険に必ず加入しなければならないわけではないです。
自分の必要とする補償内容でなければ、無理に入る必要はないので安心くださいね。
保険適用期間が6か月または1年間のものが多く、補償内容や期間が自分に合えば、加入してみるのもいいかもしれません。
- 語学堂が留学生におすすめの保険を案内してくれる。
- 保険の説明会などがあり、保険加入の場を設けてくれるので安心。
- 自分に合った補償内容でなければ、無理に入る必要はない。
3.DB損害保険
最後に、韓国現地の民間保険の中で、最も代表的な保険会社DB損害保険の留学生向けプランについてご紹介します。
DB損害保険の特徴としては、年齢、性別などで異なりますが、保険料が1年間で2万円程と日本の保険と比べて約10分の1も安く、保険料が抑えられること。
医療保険や死亡保険から、現地の保険では珍しい賠償責任の補償も受けられるプランも用意。しかし、日本の保険とは違い、飛行機などでおこりうるリスクへの補償が付いていないなどの点もあります。
また、契約時に留学エージェントなどが入れば別ですが、韓国語に自信のない方は、緊急時の対応は日本語で受けられるのかなど、きちんと調べた上で検討するようにしましょう。
現地の保険に入りたいけど、手続きやサポート対応が不安な方は留学エージェントに相談することも検討してみてくださいね。
- 保険料が日本の海外旅行保険と比べて安く、費用が抑えられる。
- 留学エージェントの会社が間に入って手続きをすれば、韓国語での手続きが不要。
- ワーキングホリデーでも加入できる。
まとめ:自分のニーズに合った保険に入り、安心して留学に行こう!
今回は、韓国留学で入るべき保険の選び方とおすすめの日本の保険、韓国現地での保険を紹介しました。
日本の保険と韓国現地の保険では、補償内容やプラン、保険料も様々でしたね。
種類がたくさんあって、どの保険がいいか迷いがちですが、気になる保険は見つかりましたか?
何かと心配なことが多い留学生活ですが、ご自分のニーズに合った保険料と補償内容をしっかり確認して、ご自分が納得のいく保険に入ってください。そうすれば、安心して留学生活を送ることができますよ!
この記事を参考に、韓国留学での保険選びのお役に立てれば幸いです。
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