今回は、社会人の韓国留学を検討している人や成功させたい人のために、社会人留学のメリットやデメリットを紹介していきます。
近年、韓国ブームということもあり、韓国に興味を持ち始めて語学留学を考えている人が多いです。また、お隣の国ということもあり、時差もなく気軽に留学に挑戦できるイメージもありますよね!
韓国への留学は、学生や若い世代だけでなく年齢、性別を問わず人気があり、その中でも最近では、社会人だけど韓国留学に興味を持って挑戦したいと思う方が年々増えています。
しかし、社会人で韓国に留学してみたいと思っても、仕事でなかなか時間が取れなかったり、自由な時間が制限されるため留学を迷ってしまったりする方も多いでしょう。また、「留学に行ってもメリットはあるの?」「学習効果は得られるの?」など気になる点もあるはずです。
そこで今回は、社会人の韓国留学で得られるメリットやデメリット、学習効果を詳しく解説していきます。
社会人で韓国への留学を検討している方、挑戦してみたい方は参考になること間違いありません。記事後半では、学校選びのポイントや留学エージェントについても解説していきますので、最後まで読んでみてくださいね。
目次
社会人が韓国留学をして将来に活かすことはできる?
社会人で韓国留学を決めて、留学に行くからには将来役立つスキルを身に付けたいですよね。
韓国に留学を検討している社会人は、何か目的や目標があって留学を検討している場合がほとんどだと思います。韓国留学を将来に活かすことができるのかは気になりますよね。
しかし、正直「ただなんとなく韓国留学した」だけの経験ですと、将来に活かすのはなかなか難しいもの。やはり重要なのは、留学中に残した「実績」や「資格の取得」と言えます。
日本での韓国語を使った仕事は、ほとんどが「ネイティブレベルの韓国語」か「TOPIK6級合格」が必須です。
私の知り合いでもなんとなく韓国留学した人は何人かいますが、「留学」という経験だけで、韓国語を活かした仕事に就くのは苦戦していました。
帰国後に、将来に役立つスキルを身に付けたいのであれば、留学中に多くの韓国語を身に付けハングル検定やTOPIK上級取得を目指したり、目的を持った行動を取ったりすることが大切です。そうすれば、将来に活かせる可能性が十分にあります。
私自身もTOPI6級に合格してから仕事の幅が増えたり、取引先との信頼にも繋がりました。何よりも韓国語に対しての自信にもなりますので、将来韓国語を活かしたいならTOPIK6級取得することをおすすめします。
以下ではTOPIK対策におすすめの参考書を紹介しているので、内容を見るだけでも良いのでチェックしてみましょう。
社会人が韓国留学をする3つのメリット
ここからは、社会人が韓国留学をするメリットを紹介していきます。
結論から言うと社会人でも韓国留学は多くのメリットが得られます。以下で、詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 韓国語は短期間でも習得しやすい
- 勉強に集中できる
- お金に余裕がある
1.韓国語は短期間でも習得しやすい
1つ目は、韓国語は短期間でも習得しやすいからです。
韓国語は、日本語と似ている単語も多く、語順もほとんど同じなので日本人には学びやすく習得しやすい言語と言われています。
そのため、「社会人になってからでも韓国語が習得できるの?」「今さら新しい外国語はちょっと…」と不安や抵抗がある方も挑戦しやすい外国語です。
本気で勉強すれば1年程度でTOPIK上級も合格できるでしょう。
また、韓国留学では社会人向けのプログラムも充実しているので、同じ目的を持った社会人同士で勉強を進めることができたり、韓国語を通して広がった人脈で仕事につなげりするケースも多いようです。
留学したいけど時間が限られている社会人にとって、短期間で習得しやすい韓国語はおすすめの言語と言えます。
2.勉強に集中できる
2つ目は、留学することで環境が変わり勉強に集中できることです。
社会人だと仕事などの忙しさに追われ、勉強する時間がなかなか取れませんよね。
もちろん、日本で独学することもできますが、韓国留学に行くことで、授業や日常生活で韓国語だけに触れられるようになります。
しっかり集中して韓国語を勉強できるため、一気にスキルが伸びるはずです。また、学生時代とは異なり、社会人には時間は貴重です。1日1日を無駄に過ごすことがなくなるので、勉強にも集中して意欲的に取り組めます。その結果、語学力も自然に早く身に付いてくるでしょう。
3.お金に余裕がある
3つ目は、社会人になったことでお金に余裕があることです。
学生のときとは異なり、社会人になればある程度お金にも余裕ができます。
働いていた時の貯金など、余裕を持った状態で行けるのでお金の心配も少ないケースが多いように感じます。また、自分で稼げる力がつくとお金の管理もきちんとできる人が多いので、生活費や娯楽費など考えながら使うことができますよね。
留学は思った以上に費用がかかるものですが、社会人なら学生と比べて、余裕をもって留学できるでしょう。
社会人が韓国留学をする2つのデメリット
上記では社会人が韓国留学をするメリットを紹介しましたが、ここからはデメリットも紹介していきます。
デメリットも頭に入れつつ韓国留学を検討してみてくださいね。
- 仕事を辞める必要がある
- 若い世代が多い
1.仕事を辞める必要がある
まず、仕事を辞める必要があることです。
これは、社会人が韓国留学をする最大のデメリットではないでしょうか?
仕事を辞めて韓国に留学することは、相当な覚悟が必要なはずです。また、長期間の休みをもらって留学をするのも周りの目や職場に迷惑がかかるなど気にすることも多く、休みにくいのが現状と言えます。
夏休みや冬休みを利用した短期留学もありますが、短期留学では学ぶことが限られているので、将来に活かしたい方や仕事に繋げたい目的がある方には短期留学は不向きです。
長期留学をするには、やはり仕事を辞めざるを得ない状況になるでしょう。
2.若い世代が多い
次は、若い世代が多いことです。
先ほどお伝えしたように社会人向けのプログラムも用意されていますが、韓国留学は若い世代や学生が多い傾向があります。
行く時期や学ぶ学校でも変わりますが、平均的に現役の大学生くらいの年齢が最も多く、若い世代に馴染めなかったり、歳が離れていることで疎外感を感じたりするケースもあるでしょう。
社会人が韓国留学をしてどんな学習効果が見込める?【期間別に解説】
ここからは、社会人が韓国留学をして得られる学習効果を期間別に解説していきます。
留学するからにはしっかり学習効果を得たいですよね!以下では、期間別に韓国語初心者が留学するとどんな効果が得られるのか詳しく解説していきますね。
- 社会人の韓国留学【1ヶ月】
- 社会人の韓国留学【3ヶ月】
- 社会人の韓国留学【半年】
- 社会人の韓国留学【1年】
社会人の韓国留学【1ヶ月】
1ヶ月の韓国留学で得られる学習効果は、ハングルが読めるようになり、韓国語に耳が慣れることです。
常に韓国語を目、耳にする環境に置かれるので、韓国語に自然と慣れてきます。全くハングルが読めなかったとしても授業でハングルから習うことができますし、看板やすべての文字がハングルなので読む力も身に付くでしょう。
また、聞き取りに関しても日本で学ぶテキストのゆっくりの音声とは異なり、ネイティブのスピードで聞けるので自然とリスニング力が鍛えられます。最初は韓国語に耳が慣れていないので、何を言ってるか分からないかもしれません。
しかし、授業で先生が話す言葉や、よく聞くフレーズ、簡単な単語などは1ヶ月もあれば十分に聞き取れるようになるでしょう。
社会人の韓国留学【3ヶ月】
3ヶ月の韓国留学で得られる学習効果は、正しい発音が身に付くことです。
当たり前ですが、韓国留学に行くなら、韓国語を使わないといけませんよね。
韓国語は発音変化が多く、日本人が良く使うカタカナ韓国語では通じないことがほとんどです。また、聞いても書いてある文字や単語と発音が違うので最初は苦労するでしょう。
しかし、授業をはじめ、留学中は正しい発音で韓国語を使わないと通じません。日本で勉強しているときよりも一層、発音の仕方を気を付けるようになり、正しい韓国語の発音やイントネーションが身に付きます。
3ヶ月毎日韓国語に触れていれば、微妙な発音の違いなどが区別できるようになり、ネイティブの発音に近づくでしょう。
社会人の韓国留学【半年】
半年の韓国留学で得られる学習効果は、実践的な韓国語が使えるようになることです。
韓国語は書き言葉と話し言葉が違うことが多く、略語が非常に多いです。
教科書通りの韓国語には限界があります。教科書や辞書だけで勉強していると街中に飛び交う若者言葉やスラングは到底理解できません。教科書、学習書の単語や文法は時代によってそれほど変化はないですが、言葉は日々変化していきます。
半年程度、韓国で生活していれば今流行っている言葉やSNSで使うような若者が使う略語、スラングを自然に使いこなせるようになるでしょう。
社会人の韓国留学【1年】
1年の韓国留学で得られる学習効果は、聞き取り、会話がスムーズにできるようになり、韓国の国についても理解できるようになることです。
1年間韓国で生活し勉強していれば、ある程度の韓国語は使いこなせるようになっているはずです。
また、言葉だけでなく韓国の文化や経済、政治なども分かってくると思います。
TOPIK上級には、韓国語の語学力はもちろん政治、経済、歴史なども出題されます。1年の留学経験で得られた知識をTOPIK上級合格に活かすことができるでしょう。
社会人の韓国留学では「語学堂」「語学学校」どっちがおすすめ?
ここからは、社会人が韓国留学をする際に「語学堂」「語学学校」どちらがおすすめか解説していきます。
まず、「語学堂」「語学学校」の違いについて説明しますね。
語学堂とは大学の敷地内にある「大学付属の韓国語学校」のこと。語学学校とは少人数制の学校で日本でいう塾・習い事のような「民間が運営する韓国語学校」のことです。
- 韓国語の授業に文化体験などがセットになったプログラムが多い
- 多くの外国人留学生と交流できる
- 学習時間が長く勉強に集中できる
- 学習時間は短く自分の時間を確保しやすい
- 目的に合ったコースから選択できる
- 短期から挑戦できる
学ぶ目的や期間、費用も異なります。自分に合った学校を選んでみてくださいね。
社会人が韓国留学をするにはエージェントを経由するのがおすすめ
いざ、「留学してみよう」と決意しても「どんな方法で留学ができるの?」「手続きや準備が分からない」「何から手をつけていいか分からない」と分からないことも多いですよね。
そんな方にぜひおすすめしたいのが留学エージェントを活用すること。
留学エージェントは留学の際の、様々な手続きを代行してくれる留学手配の代理店になります。面倒な手続きだけでなく、留学先での生活のサポートや学校選びのアドバイスもしてくれる心強い存在です。特に、留学が初めての方や語学力に自信のない方におすすめできます。
しかし、留学エージェントも数多くあるので、どこが良いか悩んでしまうでしょう。
Korean Withでは、韓国語留学でおすすめできるエージェントを紹介している記事を用意しています。エージェントを選ぶときの参考にしてみてください。
まとめ:韓国留学は社会人でも成功できる!
今回は、社会人の韓国留学を検討している人や成功させたい人のために社会人留学のメリットやデメリットを紹介しました。学生の留学とは違って、社会人の留学となると決意や勇気も必要でしょう。
しかし、「韓国に留学に行きたい」と思うのは学生、社会人、年齢は全く関係ありません。
チャレンジすることは素敵なことですし、目的や目標を持って留学することで、必ず「留学して良かった」と思える日が来るはずです!
社会人の方で韓国留学にいくか悩んでる方、検討されている方は、ぜひこの記事を参考にしていただけたら幸いです。
また、Korean Withでは留学に関する記事を、多数用意しています。留学に必要な費用や持ち物などをご紹介しているので、これから韓国留学に行く方や韓国語留学を検討している方は、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。
留学前に少しでも韓国語を上達させたいと考えている方は、オンラインレッスンがおすすめです。勉強でインプットした韓国語をアウトプットすることで、より記憶に残りやすくなります。
無料体験レッスンを実施しているスクールも多いので、気軽に始めてみると良いでしょう。