今回は、韓国語留学を考えている人におすすめできる勉強方法をご紹介します。
これから韓国に留学を予定している方や、韓国留学に興味がある方は「留学前に韓国語はどれくらい勉強しておけばいいの?」と考えるはず。
韓国での留学生活は、もちろん全て韓国語を使うため、語学力に自信がないと不安になることも多いでしょう。
そんな不安を少しでも解消するために、この記事では実際の留学生活にきっと役立つおすすめ勉強方法、覚えておきたい韓国語をシチュエーション別にまとめました。
また、私の学習経験を元に留学前にやらなくても良い勉強についても解説していきますね。
韓国留学を予定している方、いつか韓国留学をしてみたい方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみて下さい。
目次
韓国留学を考えている人におすすめできる3つの勉強方法
留学前にどんな事を、どの程度まで勉強するべきなのか分からない方も多いと思います。
ここからは韓国留学を考えている人に、おすすめの韓国語勉強方法を3つご紹介していきます。
留学後、困らない為にぜひ参考にしてみて下さいね。
- ハングル文字を読めるようにする
- 簡単な単語を覚える
- 数字の使い方を練習する
では順番に解説していきます。
1.ハングル文字を読めるようにする
どのような目標を持つかによって勉強方法は変わりますが、留学前に最低限のハングルだけは読めるようにしておいた方がいいです。
日本語はあいうえお、英語はアルファベットをまず始めに覚えることと同じで、韓国語を理解するにあたっては、まずハングルを覚えることが基本中の基本で最も重要。
当たり前ですが、韓国に行ったら街中ハングル文字だらけです。
何も読めないで韓国に行くよりも、文字の読み方を理解しておけば、例えその意味はわからなくてもお店の看板や案内表示などが読めるようになり、留学生活のモチベーションアップにつながります。
ハングルの読み方を事前に勉強しておけば留学先での授業でも韓国語の吸収が早く、上達しやすいというメリットもありますね。
まずはこのファーストステップの一番肝心で基本となる、ハングル文字の知識をしっかり理解し、丁寧に覚えることを心がけましょう。
2.簡単な単語を覚える
ハングルが読めるようになったら次は簡単な単語を覚えましょう。
初級テキストや旅行ガイドブックには必ず、簡単に覚えられる韓国語が載っています。それらを参考に単語帳を作って覚えるのもおすすめ。
看板を見て、書いてある単語の意味が分かれば留学に行っても安心して生活ができますね。
例えば、「공항」(空港)「역」(駅)「식당」(食堂)「화장실」(トイレ)「학교」(学校)など知っておくと便利です。
また、単語を理解しておけば、最低限の意思疎通もできるでしょう。
日本国内の空港や駅、観光地の看板などにもハングルが書いてあるので、日常生活の中でもぜひチェックしてみて下さいね。
意識して見てみると、結構たくさん見つかりますよ!
3.数字の使い方を練習する
続いて、数字に関する知識も覚えておいた方が安心です。
時間、日にち、買い物の際に支払うお金など、日常生活で数字を使うことは多いので、意識して練習しておくのが良いでしょう。
ここで覚えておきたいポイントなのが、韓国の数字の数え方は日にち、値段、番号などを数える「漢字語数詞」と時間、年齢、回数などを数える「固有語数詞」の2種類があることです。
なので数字に関して、最初は混乱すると思いますが、それは日本語も同じです。
日本語も「いち、に、さん、し、ご…」と数えるときもあれば、「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ…」と数えたり、日付で言えば「ついたち、ふつか、みっか、よっか、いつか…」と状況によって数字の数え方が変わりますよね?
韓国語の数え方もそれと似たようなものなので、一度慣れてしまえば、自然と使えるようになるでしょう。
韓国留学をする前に覚えておきたい韓国語【シチュエーション別】
ここからは5つのシチュエーション別に覚えておきたい韓国語をご紹介します。
留学先の授業だけでなく、日常生活で必ず役に立つ使用頻度の高い韓国語なので、丸暗記してみてくださいね。
- 基本あいさつ
- 自己紹介
- 感情表現
- 買い物・注文
- 韓国語の5W1H
ハングル、読み方(カタカナ)、日本語訳の順で解説していきます.
早速見ていきましょう。
1.基本あいさつ
まずはあいさつ。あいさつはコミュニケーションの基本ですよね。ほとんどが聞いたことがあるフレーズだと思いますが、確認してみましょう。
- 안녕하세요?アンニョンハセヨ:こんにちは(朝・昼・夜を問わないあいさつ)
- 안녕히가세요 アンニョヒカセヨ:さようなら(去る人に)
- 안녕히게세요 アンニョヒケセヨ:さようなら(残る人に)
- 감사합니다 カムサハムニダ:ありがとうございます
- 죄송합니다 チェーソンハムニダ:すみません
- 잘 지내셨어요?チャルチネッショッソヨ?:お元気でしたか?
- 잘 먹겠습니다 チャルモッケスムニダ:いただきます
- 잘 먹었습니다 チャルモゴッスムニダ:ごちそうさまでした
2.自己紹介
初めて会った人に使える表現です。会話に慣れるまでは定型文としてそのまま覚えてしまいましょう。
- 저는○○라고합니다 チョヌン○○ラゴハムニダ:私は○○と申します
- 일본사람입니다 イルボンサラミムニダ:日本人です
- 만나서 반갑습니다 マンナソパンガプスムニダ:お会いできて嬉しいです
- 잘 부탁합니다 チャルプッタッカムニダ:よろしくお願いします
3.感情表現
相手とコミュニケーションをとる上で自分の気持ちを伝えることも大切なので、感情表現も覚えておきましょう。
- 기뻐요 キッポヨ:嬉しいです
- 재미있어요 チェミイッソヨ:面白いです
- 슬퍼요 スルーポヨ:悲しいです
- 좋아요 チョアヨ:良いです
- 좋아해요 チョアヘヨ:好きです
- 괜찮아요 クェンチャナヨ:大丈夫です
- 됐어요 テッソヨ:結構です
- 싫어요 シロヨ:嫌です
- 싫어해요 シロへヨ:嫌いです
「ヨ」を取れば、ため口になりますので、状況に応じて練習してみて下さいね。
4.買い物・注文
こちらは旅行でも使えるフレーズなので、シチュエーションを思い浮かべながらぜひ使ってみて下さい。
- 저기요 チョギヨ:(店員さんを呼ぶときの)すみません
- 얼마예요? オルマエヨ?:いくらですか?
- 이거 주세요 イゴチュセヨ:これください
- 보여주세요 ポヨジュセヨ:見せてください
- 계산해주세요 ケサネジュセヨ:お会計してください
5.韓国語の5W1H
ここで英語での5W1Hとなる、「When」「Where」「Who」「What」「Why」「How」です。韓国では5W1Hを「육하원칙(ユッカウォンチク)」と言います。これを知ることで会話の幅も広がりますね。
- 언제 オンジェ:いつ
- 어디서 オディソ:どこで
- 누가 ヌガ:誰が
- 무엇을 ムォスル:何を
- 왜 ウェ:なぜ
- 어떻게 オットッケ:どのように
韓国留学前にやらなくても良い勉強はある?
ここからは韓国留学前にやらなくても良い勉強を私の学習経験を元に解説していきます。
留学の目的、目標によって違いますが、初心者の方が韓国留学に行く場合は文法の勉強は最低限で良いと私は思います。
韓国語は書き言葉、話し言葉で使い方が異なる場合が多くあります。テキストや教科書だと言い回しが硬すぎるケースもあるので、机に向かってひたすら文法を書いて覚えるよりも簡単なフレーズや日常会話を声に出して読んで覚える方が、実践的かつ効果的です。
私の経験談ですが、教科書通りの文法の基礎から勉強を始めたので、ネイティブの韓国人に「言葉が硬くて、親しみにくい」と言われたことがあります。
留学前の短い時間で文法を基礎から学ぶことよりも、実際に使える会話などの韓国語を身に着けた方が、留学生活に役立つでしょう。
まとめ:韓国に留学後、困らない為におすすめ勉強方法を参考にして準備しましょう!
今回は韓国語留学を考えている人におすすめできる勉強方法とシチュエーション別に覚えておきたい韓国語をご紹介しました。
留学前だけでなくても韓国語を学ぶ上でとても重要な基本中の基本なので、しっかり覚えて、練習しておくことが大切です。
基礎ができていれば、留学へ行っても安心して生活ができますし、韓国語の上達も早いでしょう。
この記事が、韓国語学習でお悩みの方や、留学に向けて準備をしてる方のお役に立てたら嬉しいです!
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