今回は、韓国留学を実現するための方法をはじめ、留学の種類や渡航する際の方法を詳しく解説していきます。
近年、韓国ブームということもあり、韓国に興味を持ち始めて語学留学を考えている人も増えてきました。またお隣の国ということもあり、気軽に行けるイメージもありますよね!
しかし韓国に留学してみたいと思うけど、「どんな方法で留学ができるの?」「留学の種類や手続きの仕方が分からない」と知らないことも多いはず。
そこでこの記事では、「韓国留学に行く4つの方法」と「留学をスムーズに行う為の事前準備」を徹底解説し、記事の後半では「おすすめの留学エージェント」を紹介していきます。
韓国留学に挑戦してみたい方、韓国留学について詳しく知りたい方は参考になること間違いなしです。
ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
目次
韓国留学を行うために知っておきたい4つの渡航方法
ここからは韓国に留学するための4つの方法を解説していきます。
それぞれの特徴や内容を詳しく説明していくので、ご自身のレベルや目的に合った留学方法を見つけてみてくださいね。
- 語学留学
- 正規留学
- 交換留学
- ワーキングホリデー
順番に解説していきます。
1.語学留学
まずは、語学留学についてです。語学留学とは言葉の通り、韓国語を学ぶための留学になります。
韓国の語学留学には「語学堂」と「語学学校」の2種類あり、語学堂とは大学の敷地内にある「大学付属の韓国語学校」のこと。語学学校とは少人数制の学校で日本でいう塾・習い事のような「民間が運営する韓国語学校」のことです。
大学付属の語学堂は10週間で1学期、学期単位での申し込みになり、民間の語学学校は1ヶ月単位で通うことができるところがほとんど。
多くの語学堂や語学学校では基本的にどのレベルのクラスでも韓国語だけで授業を進めて勉強をしますが、ハングルが読めない方、日常会話が分からない方、アンニョンハセヨしか分からなくても大丈夫な初心者クラスがちゃんと用意されています。
そのため、韓国語が全く話せない初心者の方や、韓国語を始めて間もない方は語学堂や語学学校に留学することをおすすめします。
また、韓国料理作りや韓国人との交流イベントなどの勉強以外のプログラムもあるのも語学留学の魅力ですね。
2.正規留学
次は、正規留学についてです。正規留学とは、日本でも大学や専門学校の試験に合格して入学するのと同様に、韓国の大学や専門学校の入学試験や編入試験を受けて韓国の学校に在学する留学のこと。就学期間も日本と同じで、大学4年、修士2年、博士3年から程度の2学期制になります。
韓国へ正規留学するためには、授業は韓国人と一緒に韓国語で行われることはもちろん、自分が専攻した専門的な知識を学ぶために、ある程度の語学力が必須です。
条件としては、韓国語能力検定(TOPIK)中級以上のレベルであるところがほとんど。韓国語の語学力も自信がなくTOPIKも持っていない初心者や初級レベルの方は正規留学はハードルが高いので、語学留学に行くことになるでしょう。
3.交換留学
続いて、交換留学についてです。交換留学とは日本と韓国のそれぞれの大学の姉妹校がお互いに学生を交換する大学限定の留学制度。選ばれた学生が、決まった期間、留学先の大学で勉強をします。
交換留学の目的は、留学生が学校にいる事でお互いの国、学校の交流ができ、国際交流などに良い影響を与えることができるために行われます。
交換留学生になるには大学によって条件や方法は異なりますが、学校の代表として留学するので成績も重要になってきますし、語学力がある人が有利なことが多いようですね。
授業内容に関しては、大学の授業を受けるといっても大学付属の語学堂とほとんど変わりません。選ばれた生徒だけが行ける、狭き門ではありますが多くの場合、学費はすでに通っている自分の学校に支払っているので、留学先では支払う負担が少なく、生活費なども奨学金として免除されるなど優遇されていることがメリット。
授業料の詳細などは、学校ごとにルールは異なるので、気になる方は調べてみるといいでしょう。
4.ワーキングホリデー
最後はワーキングホリデーについてです。実は韓国は、アジアで唯一のワーキングホリデー協定国でなのです。
ワーキングホリデーとは18歳〜30歳の方で就労目的でなく、あくまでも観光目的として最長1年間韓国に滞在でき、滞在中の資金を補うために就労が許されているビザのこと。
ワーキングホリデーの場合は、観光で滞在することが目的なので、観光のみはもちろん、語学学校に通うこともできますし、生活費のためにアルバイト等をすることも出来ます。
そのため「韓国で生活してみたい」、「韓国語を現地で勉強したい」、「働いてみたい」という方にワーキングホリデーはおすすめ。
しかしワーキングホリデーだけではアルバイト探しが比較的困難な上、時給もかなり低い傾向。
ワーキングホリデーだけで、生活することは難しいといわれていますが、ビザを取得して渡航までの期間が、約1年も期間があるので、取得してからしっかりお金を貯めるなどの準備をして韓国へ行くのがいいでしょう。
韓国留学をスムーズに行うための方法【事前準備】
ここまで、韓国留学ができる方法を詳しく解説してきました。
ただ「留学の方法は分かっても、留学が初めての場合は何からどう準備すれば良いか分からない…。」という方も多いと思います。
そこでここからは、韓国留学前に準備しておいた方が良いことや手続き関係の情報をご紹介。
一つひとつ解説していくので、ぜひ参考にして韓国留学準備に役立ててみてください!
- 行きたい語学学校を決める
- 住む家を決める
- 保険に加入する
- クレジットカードを作る
- 日本の携帯のSIMロックを解除しておく
一つひとつ見ていきましょう。
1.行きたい語学学校を決める
まず始めは行きたい語学学校を決めることからです。韓国には学べる学校がたくさんあるので、ご自分の目的に合ったところを決めましょう。
学校の入学申請、入学手続き、ビザ申請、ビザ取得まで1ヶ月以上はかかるため、早めに準備を進めることが大切。
学校の入学が決まれば、留学にあたって、スケジュールを組みやすいと思います。留学中の住む場所も決めやすいですし、航空券の予約なども早めにできますね。
入学の申請からビザ取得まで、「どのようにしたらいいのか分からない。」という方は、手続き代行・サポートをしてくれる留学エージェントに相談するのも良いでしょう。
2.住む家を決める
学校が無事に決まったら、韓国滞在中に住む家を決めましょう。韓国留学で住むところは大きく3つの種類があります。
- 寄宿舎
- コシウォン
- ワンルーム・オフィスホテル
まず1つ目は大学に付属されている寄宿舎(寮)。ほとんどが大学内や大学から徒歩圏内の場所にあります。韓国の大学生、留学生が利用でき、食事もついて比較的値段は安めで2人部屋に分けられてるところが多いのが特徴。
入学手続きの際に、寄宿舎に入寮するための申請もできる場合もあるので、事前にチェックしましょう。
2つ目はコシウォン。コシウォンとは勉強と寝泊まりだけの為に作られた3畳程度の部屋でキッチン、シャワーやトイレは共同が一般的。
部屋が狭く、机などの基本的な家具があるところは多いものの、食事もつかないという事で費用が安く抑えられるのも魅力的なようですね。
3つ目はワンルーム・オフィステル。日本のワンルームマンションに似ていて1人暮らしに十分の広さ。家具は自分でそろえる必要があり、最低でも6ヶ月以上の滞在から1年以上の物件がほとんどで費用は高めですが、快適に過ごすことができます。
住む場所を探すのは、簡単ではないため、留学エージェントに頼めば住居もセットで紹介してくれるので便利ですよ。
3.保険に加入する
日本でも保険に加入しているように、韓国でも保険に加入しましょう。
海外旅行保険に加入する方法としては、「日本の海外旅行保険に加入する」、「韓国の健康保険に加入する」といった2つがあります。
まず、日本の海外旅行保険に加入する場合には日本語でのサポートを受けられるのが最大のメリット。全て日本語で対応してくれるので韓国語に自信のない方でも安心安全な留学生活を送れます。
保険会社やプランによっては補償内容や金額も異なってくるので比較サイトなどを利用して、各保険会社を調べてみるのも良いでしょう。
その他、韓国の健康保険に加入する場合には留学エージェントや留学先の学校が提供する保険に加入する方法があります。学校が海外保険に加入することを義務づけている場合が多く、学校が指定した保険に入らなければならないところもあります。
留学エージェントや留学先の学校が提供する保険料は日本よりも安いケースがほとんど。1万円ほどで加入することができるので、費用を抑えたいという方は学校やエージェント会社の提供する韓国の保険に入るのがおすすめです。
※2021年3月から外国人留学生を含むすべての外国人は6ヶ月以上滞在する場合、韓国の健康保険の加入が義務付けられています。
4.クレジットカードを準備する
韓国は財布、現金を持ってる人がほとんど居ないと言っていいほど、韓国はキャッシュレス決済が進んでいるため、クレジットカードを一枚持っていると便利です。
事前に、韓国でも確実に使えるVISAやMasterCardなどのクレジットカードの用意や韓国のATMから日本の口座に入っているお金を引き出せるデビットカードを用意しておくのがおすすめです。
一部ですが、街にある市場などで一部カードが使えないお店もあるのである程度の現金も用意しておくのも安心ですね。
5.日本の携帯のSIMロックを解除しておく
今や携帯は必須アイテムですね。韓国の留学先で携帯は通じるのか、気になりますよね?
実は、留学生は現地で携帯を契約することが難しいのが現状。
そこでSIMロック解除は必須になってきます。SIMロックを解除しておくとWi-Fi環境がなくても携帯を使用できますし、韓国の携帯会社のSIMに入れ替えるだけで、韓国のキャリアの回線を利用できます。
大手の携帯会社の場合、オンラインでSIMロックを解除できますが、もしやり方が分からなければ直接携帯会社に行ってSIMロックを解除してもらうことも可能です。
SIMロック解除されていることを確認して安心して留学に行ってくださいね。
韓国留学におすすめの留学エージェント【3選】
ここまでは留学方法と事前準備について詳しく解説してきました。
留学は直接、自分でリサーチして手続きすることもできますが、語学力に自信がなかったり初めての留学となるといろいろ不安もあるはず。
そこでここからは。韓国留学での支援やサポート、複雑な手続きなども行ってくれるおすすめの留学エージェントを3つご紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さい。
- K Village韓国留学
- aah!education
- ISS留学ライフ
それぞれの特徴を紹介していきます。
1.K Village韓国留学
「K Village韓国留学」は日本最大級の韓国語教室 K Village Tokyoが運営している留学エージェント。
プランとしては、4日間から行ける「短期留学」、3ヶ月以上からの「長期留学」をはじめ、今注目を集めている韓国語授業とエンターテインメント授業を同時に楽しめる、人気の「KPOP留学コース」があります。
学校選び、空港までの迎えといったスタンダードなサポートからWi-Fiレンタルや布団購入サポートなどの各種登録手続きはもちろん、楽しい留学生活が送れるように、お勧めの韓国料理のお店や観光地スポットや韓国人の友達も紹介してくれます。
そして、K Village韓国留学の強みは住む場所の選択肢が多いということで、情報量No.1というほど紹介物件数が多いことです。実際に韓国までお部屋を見に行ったかのように住む場所を安心して探せるようにサポートしてくれます。
料金もパッケージで提供しているので費用も安く抑えられるのも魅力ですね。
K Village韓国留学のエージェント情報
代理店名 | K Village韓国留学 |
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カウンセリング場所 | 各校舎、または公式サイトからお問い合わせ、相談可能 |
特徴 | ・短期、長期、KPOPコースなど様々な留学プランを用意 ・各種手続き他、韓国料理のお店やお勧めの観光地スポットなども紹介 ・紹介物件数が多い |
2.aah!education
aah!educationは(アー エデュケーション株式会社)が運営する、 韓国の語学留学を専門とする留学エージェントです。
留学に行ったその日から留学生活だけに集中できるように、留学先の学校の入学手続きの他、提携会社と協力して航空券や保険、Wi-FiやSIM、布団や外国人登録などのすべての複雑な手続きをサポートしてくれます。
留学を決めてから、韓国に到着するまでを留学経験のある日本人スタッフが、親身になってサポートをしてくれるので、「手続き関係で不安な方」は安心ですね。
また、経験豊富な留学カウンセラーが一人ひとりの留学目的や希望を聞いた上で、様々な観点から留学プランを提案、アドバイスをしてくれます。
そして、aah!educationの強みは韓国に日本人スタッフが数名常駐しており、留学先でのトラブルや授業でのカウンセリングなどのサポートも充実していること。
アフターケアもしっかりしてくれるので安心して留学生活を送ることができますね。
aah!educationのエージェント情報
代理店名 | aah!education |
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カウンセリング場所 | 東京本社、またはzoomやskypeから相談可能 |
特徴 | ・留学経験のある日本人スタッフが、親身になって対応 ・韓国に日本人スタッフが常駐しており、留学先でのトラブルなどにも安心 ・学校の入学手続き、航空券や保険、Wi-FiやSIMなどの複雑な手続きをサポート |
3.ISS留学ライフ
「ISS留学ライフ」は質の高い教育サービスを幅広く提供する「Z会グループ」の創立30年以上の大手留学エージェントです。
ISS留学ライフでは韓国だけでなく、常に世界各国1,200校以上の学校情報を取り揃えており、これまでに5万人以上の留学生をサポートしてきた実績があります。
ISS留学ライフの特徴としては、観光庁に認められた「留学専門の旅行会社が実施する海外募集型企画旅行」の語学留学として航空券、滞在、送迎を含むパッケージツアーを提供しているところ。
多くのパッケージの中から、自分の希望する学校や目的、留学時期や期間を選ぶことができ、「語学堂で学ぶ韓国ソウル韓国語研修プラン」や、「韓国ワーキングホリデーサポートプラン」など多数揃えています。また、24時間連絡可能な日本語の現地サポートも付いているので初めての留学も安心できますね。
ISS留学ライフが気になった方は自分にマッチするプランの検索や留学の不安や悩み解消に役立つ情報、留学体験談などを詳しく見ることができるので、ISS留学ライフのホームページを見てみてくださいね。
ISS留学ライフのエージェント情報
代理店名 | ISS留学ライフ |
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カウンセリング場所 | 東京、横浜、大阪、名古屋、福岡のオフィス、またはオンラインで相談可能 |
特徴 | ・5万人以上の留学生をサポートしてきた実績がある、大手の留学エージェント ・航空券、滞在、送迎を含むパッケージツアーを提供 ・24時間連絡可能な日本語の現地サポートも付いているので初めての留学も安心 |
まとめ:目的に合った留学方法を確認して、韓国留学の準備をしよう!
今回は、韓国に留学するための方法(種類)の説明をはじめ、出発前にやっておいた方が良い事前準備を紹介してきました。また、記事後半では信頼できるおすすめの留学エージェントをお伝えしてきました。
留学目的は一人ひとり様々異なるものです。
ご自分の目的やレベルに合った留学方法で韓国留学に挑戦してみてはいかがですか?
また、留学の準備や手続きは、複雑で大変なことも多いので、今回ご紹介したおすすめの留学エージェントを参考に、留学のプロにお任せしてサポートしてもらうことをおすすめします。そうすることで、韓国留学の準備がスムーズにできますよ!
この記事を参考にして、ぜひ韓国留学を実現してくださいね。
また、「韓国留学に興味を持ってこれから韓国語を勉強しようと思っている方」は以下の記事を参考に韓国語学習を始めていただければと思います!
オンラインで韓国語レッスンを受講される方も増えています!以下の記事で詳しくまとめているので興味がある方はチェックしてみてください!