今回は、ハングル能力検定の過去問が解けるおすすめの参考書を紹介していきます。
韓国語を勉強し始めて、ある程度理解ができるようになると検定試験に挑戦してみようと思う方は多いかと思います。
日本で行われている韓国語の試験は「ハングル能力検定」と「TOPIK(韓国語能力試験)」の2種類があり、その中でもハングル能力検定は、日本人のために作られた韓国語の試験で問題は全て日本語で書かれているのが特徴。そのため初心者の方でも挑戦しやすい検定試験です。
そこでこの記事では、ハングル能力検定の受験を検討している方や検定対策をしたい方に向けて、ハングル能力検定の過去問が解けるおすすめの参考書を紹介していきます。
検定対策には、過去問を解くことが必須です!参考書の選び方も紹介しますので、ぜひこの記事を読んで自分に合った参考書を見つけてみてくださいね。
目次
ハングル能力検定の過去問が解ける参考書の選び方
ここからは、ハングル能力検定の過去問が解ける参考書の選び方を紹介していきます。
参考書は数多くあるので、何が良いか迷ってしまいますよね。
以下では、参考書の選び方のポイントをお伝えしていきますので、参考にしてみてください。
- 自分が受験する級のものを選ぶ
- 実際の試験と同じ形式のものを選ぶ
- 音声付きのものを選ぶ
1.自分が受験する級のものを選ぶ
一つ目は、自分が受験する級のものを選ぶこと。
ハングル能力検定には、5級から1級まであり、参考書によってレベルが異なります。
現在のレベルと同等のものを受験するかさらに上の級を目指してみるか、まずは自分がどの級を受験するか明確にしましょう。
5、4級は初級レベルで比較的簡単に合格することができ、合格率も良いと言われています。一方で3〜1級は難易度が高くなるのが特徴。
また、受験料は、は以下の通りで決して安くはないので、しっかり自分の目標級を設定してから参考書を購入して、検定対策をすることをおすすめします。
- 5級:3,700円
- 4級:4,200円
- 3級:5,300円
- 準2級:6,300円
- 2級:7,000円
- 1級:10,000円
2.実際の試験と同じ形式のものを選ぶ
二つ目は、実際の試験と同じ形式のものを選ぶこと。
自分の受験する級が決まったら、各級の試験の傾向を見ていく必要があります。
「どんな問題が出てくるのか」「単語や文法は、どの範囲なのか」「音声のスピードはどうか」「時間配分をどうするか」など、事前に対策を立てやすくなるので、実際の試験と同じ形式の過去問がある参考書を選びましょう。
問題の傾向や苦手な問題を把握しておくことで本番の試験で自信を持って解答できるはずですよ。
過去問は1回では、なかなか傾向がつかめないので2、3回分の過去問が解ける参考書ならより良いですね。できるだけ多くの過去問が収録されているものがおすすめです。
3.音声付きのものを選ぶ
三つ目は、音声付きのものを選ぶこと。
リスニング対策として、音声付きの参考書は必須です。
リスニングは検定試験で最も緊張する科目と言われています。本番でリラックスして臨めるように音声付きの参考書で、問題の傾向、音声のスピードも慣れておきましょう。何度も聞いているうちに発音変化にも慣れ、文章も聞き取りやすくなってくるはずです。
音声のスクリプトや解説付きの参考書ならさらにおすすめです。自分が聞き取れなかったところを何度も聞いていけば、苦手も克服できるでしょう。
ハングル能力検定の過去問が解けるおすすめの参考書【3選】
ここからは、ハングル能力検定の過去問が解けるおすすめの参考書を3つ紹介していきます。
それぞれの内容や特徴を順番に詳しく解説していくので、自分に合う参考書選びの参考にしてみてくださいね!
ハングル能力検定試験 過去問題集 |
ハングル能力検定試験 総合対策 |
ハングル能力検定協 の問題集 |
|
---|---|---|---|
人気度 | |||
料金 | 2,000円ほど | 3,000円ほど | 無料 |
特徴 | ・ハングル能力検定協会公式書籍 ・過去2回分の試験問題を収録 |
・ハングルの発音の解説がある ・練習問題や例文を多数収録 |
・実際の試験問題を想定しながら練習可能 |
1.ハングル能力検定試験 過去問題集
おすすめの級:5級、4級、3級、準2級、2級、1級
「ハングル能力検定試験 過去問題集」は、ハングル能力検定協会公式書籍で、過去2回分の試験問題を収録した、5級〜1級までの級の音声CD付きの過去問題集です。
一回分を解いたらその後のページに解答が付いているシンプルな過去問題集で学習に役立つワンポイントアドバイスが付いています。過去問の攻略や聞き取り時のスピードや雰囲気が事前に知れるので、試験の直前対策にもおすすめです。
ハングル能力検定試験 過去問題集は書店やネットでも購入することができ、比較的手に入りやすい参考書なので、参考書選びに悩んだらシンプルな過去問が収録された「ハングル能力検定試験 過去問題集」を選んでみてはいかがでしょうか?
2.ハングル能力検定試験 総合対策
おすすめの級:4級、3級
「ハングル能力検定試験 総合対策」は、ハングル検定を受ける受験者のための参考書として、ただ暗記するのではなく、なぜそうなるのかを考えながら学習できる参考書です。「考える楽しみ」がところどころに仕掛けられているため、記憶に定着しやすく効率よく総合的なハングル検対策ができます。
ハングルの発音の解説、練習問題や例文を多数収録し、模擬試験も3回分も掲載してあります。問題を解くコツまで詳細に載っているのでこれ一冊あれば、ハングル検定定対策は安心でしょう。
ハングル能力検定試験 総合対策は4級と3級を用意しています。独学でコツコツ勉強したい方にもおすすめです。気になる方はレベルを確認してから「ハングル能力検定試験 総合対策」で試験対策をしましょう。
3.ハングル能力検定協会の問題集
おすすめの級:5級、4級、3級、準2級、2級、1級
「ハングル能力検定試験過去問題集」は、実際に行われた試験の問題セットで、実施された試験をもとにして問題を解くことができます。
試験終了後にすぐ答え合わせができたり、過去問の販売を待つことなく次回の試験に向けた対策を取れるのがメリット。正解かどうかの確認はこのサンプル問題集からでは行えませんが、どんな問題が試験で出てくるかをチェック可能です。
試験の傾向と対策を行う上で最新の問題を見ておくのは大事ですので、一度確認しておきましょう。
公式サイト:ハングル能力検定協会
まとめ:ハングル検定の過去問を解いて検定対策をしよう!
ハングル能力検定の過去問が解ける参考書の選び方やおすすめの参考書を紹介しました。
ハングル能力検定試験 過去問題集 |
ハングル能力検定試験 総合対策 |
ハングル能力検定協 の問題集 |
|
---|---|---|---|
人気度 | |||
料金 | 2,000円ほど | 3,000円ほど | 無料 |
特徴 | ・ハングル能力検定協会公式書籍 ・過去2回分の試験問題を収録 |
・ハングルの発音の解説がある ・練習問題や例文を多数収録 |
・実際の試験問題を想定しながら練習可能 |
検定は、過去問をたくさん解くのが合格へのカギになります。今回紹介したおすすめ参考書を参考に、自分が取り組みやすいものでできるだけたくさんの過去問を解いて本番の対策をしてみるのがよいでしょう。
ハングル検定を受けることで、韓国語の自信にもなり、自分のレベルを知る良いきっかけにもなるので勉強の意欲にもつながりますよ。ハングル検定は、年に2回あるので積極的にチャレンジしてみてくださいね。合格を応援しています!
また、ハングル能力検定対策をするにあたっては、独学より韓国語教室を積極的に利用することをおすすめします。独学で勉強するより、確実に上達も早いですし、分からないことがあればその場で解決できるので、検定対策のモチベーション維持にはとても良いです。
特に今は場所を選ばず、自分のペースで学べる「オンラインレッスン」が人気です。
自分の目的に応じたレッスンも受けられるところが多いので、効率的に韓国語が身に付くでしょう。ハングル検定の対策にもオンラインレッスンは非常におすすめ。
Korean Withではおすすめのオンライン教室を多数紹介していますので、そちらの記事もぜひ、参考に気軽に体験受講をしてみてくださいね。
その他、Korean Withでは韓国語学習に関する記事を多数ご用意しているので、ぜひ以下も参考にしてみてください。