今回は、「TOPIKの検定資格は履歴書に書けるのか」について詳しく解説していきます。
韓国語検定といえば「TOPIK」。TOPIKは、韓国語検定の中で最もポピュラーであり、韓国語学習者なら一度は挑戦してみたい検定試験です。
TOPIKは、英語のTOEICと同様に世界で通用する資格。特に韓国企業への就職では、TOPIKの資格は語学力の評価材料として重要視されます。
将来的に韓国留学を目指している方や韓国企業で働きたいと思っている方は、TOPIKの資格は持っておきたいところ。
しかし、TOPIKには初心者レベルの1級からビジネスレベルの6級まであるため、「何級から履歴書に書けるのか」「何級を取得すれば有利になるか」など、分からないことが多いでしょう。
そこでこの記事では、TOPIK何級から履歴書に書くことができるのか、記載する際の正しい書き方や注意点を具体的に解説していきます。
後半では、おすすめの韓国語オンライン教室も紹介していくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
TOPIKの正式名称
まず、TOPIKの正式名称から説明します。
TOPIKの正式名称を知らない人は、意外と多いのではないでしょうか?
正式名称は「韓国語能力試験」。韓国語では「한국어능력시험」(ハングゴ ヌンリョㇰ シホㇺ)、TOPIKとは「Test of Proficiency in Korean」の略です。
TOPIKでも通じますが、履歴書や書類には「韓国語能力試験」と書くのが一般的でしょう。
TOPIKは履歴書に書いて良いのか?
ここからは、TOPIKは履歴書に書いても良いのかを具体的に解説していきます。
TOPIKは、冒頭でもお伝えしたように世界で通用する資格。よって、取得級に関わらず履歴書に書くことは可能です。
しかし、韓国語の能力が十分であると証明する目的でTOPIKを履歴書に書くのであれば上級の5級・6級を記載したいところです。
ほとんどの韓国企業の求人は、ビジネスレベルのTOPIK5級以上を条件としているのが現状。特に、韓国語を使用する仕事に就く場合は、TOPIK5級・6級は必須です。
一方、5級・6級を取得していなくても、求人によっては4級以上、韓国語日常会話レベルなど条件は様々。状況に応じてアピール材料になりそうな場合は、TOPIK中級以下でも履歴書に記載できるでしょう。
特に、日本の韓国料理店や韓国コスメ店などは、韓国語力は必須でない場合が多いです。初級の資格でも「韓国語を勉強している」「韓国に興味がある」と、好印象を与えられるはずですよ。
応募資格や状況に応じて、履歴書にTOPIK取得級を書いてみましょう。
TOPIKを履歴書に記載する際の書き方【注意点なども解説】
ここからは、TOPIKを履歴書に記載する際の書き方や注意点を解説していきます。
韓国語の検定には、TOPIKの他に「ハングル能力検定」があります。TOPIKは世界基準の資格であるのに対し、ハングル能力検定は日本国内のみで通用する資格です。
TOPIKの等級は、1級・2級・3級・4級・5級・6級で数字が大きくなるほど、レベルが高くなるのが特徴。しかし、ハングル検定は、5級・4級・3級・準2級・2級・1級と数字が小さくなるにつれ、レベルが高くなります。
したがって、TOPIKとハングル検定の違いを知らないと「TOPIK6級」と記載しても、どのくらいのレベルなのか分からなかったり、初級者だと思われるケースも。
韓国企業や海外で働く場合は、そこまで問題はありませんが、特に日本企業で働く場合は、ハングル検定と勘違いされることもあるので注意が必要です。
心配な場合は、「韓国語能力試験6級(最上級)取得」と履歴書に記載すると良いでしょう。
TOPIKは履歴書に書ける有効期限がある?
TOPIKの資格には有効期限があります。
有効期限は成績発表日から2年間となり、期間外の試験は照会及び、成績証明書の印刷はできません。成績表に有効期限が記載されているため、履歴書に書く際は必ず確認してみましょう。
TOPIKの有効期限が切れていても、履歴書に書けないということではないので、安心してください。資格を常に更新してるのがベストですが、取得してからあまりにも長い年月が過ぎていない限りは、履歴書に書いても評価の対象になるはずです。
また、ほとんどの企業では成績証明書のコピーを求められる場合も多いので、成績証明書は失くさずにデータを保管しておきましょう。
履歴書に書けるTOPIKを取得するにはオンライン教室での学習がおすすめ!【教室3選】
ここからは、TOPIKの資格を取得するために役立つおすすめのオンライン韓国語教室を紹介していきます。
履歴書に堂々と書けるのはTOPIK5級・6級のビジネスレベルです。
ビジネスレベルまでに到達するのは、独学ではなかなか難しいのが正直なところ。そこで韓国語のプロの講師からオンラインレッスンで学んでみるのはいかがでしょうか?
以下のオンライン韓国語教室は、無料体験を受け付けています。気になる教室があれば、ぜひ無料体験に申し込んでみましょう。
1.K Village
K Villageは、韓国語の授業料が1レッスン60分550円という安さが魅力の教室。
この教室では、通学型とオンラインレッスンから選択可能です。オンラインレッスンでは、受講時間を柔軟に調整でき、自分のライフスタイルに合わせてレッスンが受けられます。
K Villageのオンラインレッスンは、どのレベルの方でもパソコンとネット環境があれば受講可能。レッスン内容は講師と相談して決められるため、自分の目的や目標に沿ったオリジナルのレッスンが受けられます。
優れた韓国人講師陣による「会話中心」のレッスンで、生きた韓国語が効果的に身に付きます。実践的なビジネス韓国語も学べるでしょう。履歴書に書けるレベルのTOPIK上級を取得したい方におすすめです。
K Villageでは無料体験レッスンも実施中です。興味のある方は随時申し込みできますので、公式サイトから詳細をチェックしてみてください。
K Villageのおすすめポイント
- 1回550円と低価格
- 好きな時間に韓国語レッスンを受講できる
- 教室に所属していれば、通学、オンラインと都合に合わせて選択できる
K Villageの受講料金
入学金 | なし |
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グループレッスン | 授業料 :月4回 60分 550円(税込) 月会費 :2,200円(税込) |
マンツーマンレッスン | 授業料: デイタイム 60分 3,300円(税込) プライム60分 4,400円(税込) 月会費:2,200円(税込) |
ペアレッスン | 授業料: デイタイム 1名60分 1,650円(税込) プライム1名60分 2,200円(税込) 月会費:2,200円(税込) |
K Villageのスクール情報
開校コース/プラン | グループレッスン、マンツーマンレッスン、ペアレッスン |
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受講スタイル | 教室または、オンライン |
無料体験レッスン | あり |
2.ベルリッツの韓国語コース
ベルリッツは、60校以上の教室を日本全国に展開する語学教室。英語を含む複数の言語に対応しており、韓国語コースもあります。
この教室では、通学型レッスンとオンラインレッスンを提供しているので、自分の生活スタイルに合わせて選択可能です。
ベルリッツのオンライン韓国語講座では、個々のレベルやニーズに適した多彩なプログラムを用意。質の高いベテラン講師から自分のニーズに合うレッスンが受けられます。
ベルリッツは、サポート体制が整っているのが特徴。継続して学習する力が身につき、上達を実感できるでしょう。履歴書に書けるレベルのTOPIK上級の合格に確実に導いてくれるはずです。
レベル毎の無料オンライン体験会も実施されているので、気になる方はベルリッツ韓国語コース公式サイトでスケジュールをチェックしてみてください。
ベルリッツの韓国語コースのおすすめポイント
- 初めて学ぶ人向けの少人数オンラインレッスンを用意
- オンライン専用画面で、過去のレッスンも見ることができる
- 厳しい審査を経た講師のみを採用しているので質の高い授業が受けられる
ベルリッツ韓国語コースの受講料金
セミプライベートコース(最大3名のグループレッスン)
レベル | 全レベル対応 |
授業料 | 48回:200,640円(4,180円) 96回:380,160円(3,960円) ※税込表記です。 |
その他 | 入学金・教材費別途 各プランによって受講期間が異なる |
プライベートコース
レベル | 全レベル対応 |
授業料 | 50回:385,000円〜 80回:580,800円〜 100回:693,000円〜 ※税込表記です。 |
その他 | 1レッスン単価:6,930円〜 入学金・教材費別途 各プランによって受講期間が異なる |
※他にもコースがあるため興味がある方はチェックしてみてください。
ベルリッツの韓国語コースのスクール情報
開校コース/プラン | マンツーマンレッスン ※教室の場合は他のコース、プランもあり |
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受講スタイル | 教室 オンライン |
無料体験レッスン | あり |
3.チェゴハングル
チェゴハングルは、プロの講師から本格的な韓国語を学べる教室。
オンラインレッスンは、パソコンやスマホがあればいつでもどこでも受講でき、教室の近くに住んでいれば対面授業も可能です。
この教室の特徴は、授業日程を講師と相談して決められること。いつでもLINEを通じて講師に質問できるので、「勉強の仕方が分からない」という悩みにも丁寧に対応してくれます。
また、TOPIKの専門講師も在籍しているので、履歴書に書けるTOPIK上級(5級・6級)を目指す方にぴったりです。
レッスンは1対1のマンツーマン形式で、月2回または月4回を選択できます。料金も手頃で継続しやすい点も魅力。
無料体験レッスンも実施されているので、気になる方はチェゴハングルの公式サイトで詳細をチェックしてみてください。
チェゴハングルのおすすめポイント
- TOPIKや会話専門のプロの講師から学べる
- 教室・講師との連絡はLINEで行うことができる
- 1回あたりのレッスン料金は低価格なので継続しやすい
チェゴハングルの受講料金
入会金 | 5,500円(税込) |
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受講料金 | 月2回:8,000円(税込) 月4回:16,000円(税込) ※1回55分のマンツーマンレッスン ※月1回〜6回のコースもあります。 |
チェゴハングルのスクール情報
開校コース/プラン | マンツーマンレッスン |
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受講スタイル | オンラインまたは、対面 |
無料体験レッスン | あり |
まとめ:TOPIKの資格は履歴書に書ける!上級を目指そう
今回は、TOPIKの資格は履歴書に書けるのかを解説し、正しい書き方や注意事項を具体的に紹介しました。
TOPIK5級・6級なら自信を持って履歴書に書けますが、誰しもいきなり上級者にはなれません。必ず初級を経て、努力して上級レベルに到達したはずです。
韓国語を使った仕事に就きたい方は、現在は初級レベルでもコツコツ勉強を続けていけば、TOPIK上級を取得し、履歴書に堂々と書ける日が必ず来るでしょう。
今回紹介したオンライン韓国語教室などをうまく活用しながら、TOPIK上級取得に向けて学習してみてくださいね。
その他、Korean Withでは、韓国語学習に役に立つ記事を多数ご用意しています。TOPIKの知識や学習を進めたい方はチェックしてみてくださいね。