今回は、韓国語初心者におすすめの参考書を紹介していきます。
最近、韓国ブームということもあり、韓国ドラマやK-POPを通して、韓国語を目にしたり、耳にする機会がたくさんありますよね。
日本語に似ている発音も多くあり、気軽に学べるイメージから韓国語を勉強し始める人も、ものすごく増えてきました。
その影響で、書店には数多くの韓国語の参考書が並んでいます。私が韓国語を始めた10年以上前は一般的な書店で参考書を探すのが難しかったですが、今は英語の参考書と同じくらい、様々なレベルや学習目的に応じた韓国語の参考書が置いてあります。
反対にたくさんありすぎて、どんな参考書を選んだら良いか迷ってしまいますよね？
そこでこの記事では韓国語初心者におすすめの参考書をまとめて紹介していきます。間違った参考書を選ばないために、気を付けるポイントも解説していきますので、ぜひ参考書選びに役立ててくださいね。
詳細記事：目次
韓国語初心者が参考書を選ぶ際に気をつけるべき3つのポイント
ここからは韓国語初心者が参考書を選ぶ際に気をつけるべきポイントを解説していきます。
日本語もそうですが、「あいうえお」を理解せずに、日本語は理解できませんよね？
韓国語も同様に、ハングルを理解しないと韓国語は理解できません。語学学習は基礎からしっかり段階を踏んでいかないと上達することはできないでしょう。
そのため、初心者は最初の参考書選びも重要。
初心者の方は間違った参考書を選ばないためにも、以下のことをチェックして参考書を選んでみてくださいね。
- レベルに合うものを選ぶ
- 目的に合ったものを選ぶ
- 音声付きのものを選ぶ
順番に解説していきます。
1.レベルに合うものを選ぶ
韓国語の参考書の種類は、ハングルを知らない超初心者から上級レベルと様々あります。そのため、自分がどこまで韓国語を理解しているかを知ることが重要です。
韓国語学習では、ハングルの仕組みを理解することから全てが始まります。
超初心者の方がハングルの基礎をしっかり学習しないまま、少しレベルの高い本を選んでしまうと、何一つ理解できないでしょう。
また、自分のレベルに合っていないものを選ぶと、挫折の原因にもなりかねません。楽しく学習をするためにもまずは自分の現在のレベルを把握して、そのレベルに合った本を選びましょう。
再度お伝えしますが、超初心者の方はまず「ハングル」が最重要事項なので、習得してから次に進みましょう。
2.目的に合ったものを選ぶ
「韓国語を始めた目的はなんですか？」と聞かれた時に、どう答えるでしょうか。
私は初心者向けの韓国語の講師をしていますが、まず生徒さんにこの質問をします。それによって勉強法も変わってくるからです。
例えば「韓国ドラマを字幕なしでみたい」と思っている方は、リスニングが学べる参考書を選んだ方がいいですし、「TOPIKに合格したい」という目標がある方は、TOPIKに出てくる頻出単語集のような参考書を選んだ方が、効率がいいですよね？
また最近では、K-POPの歌詞から学べる参考書や、童話や絵本から学べる参考書まで本当に数多くの参考書があるので、自分の目的に合った参考書が必ず見つかるはずです。
ご自分の目的にぴったり合う参考書で勉強を始めてみてくださいね。
3.音声付きのものを選ぶ
ハングルを覚える段階の入門のうちはいいのですが、ハングルを覚えて発音の段階へ進むときは音声付きの参考書がおすすめ。
韓国語の発音は変化するものが多いので、書いてある文字と読み方が一致しないことがあります。ハングルの文字だけ覚えても、「実際に聞き取りできない」、「正しい発音ができない」、「通じない」ことがほとんど。
音声付きの本なら発音も同時に覚えることができます。実際の発音を繰り返し聞くことで、難しい発音変化の仕組みやルールも自然に身に付いていくでしょう。
最近ではCDではなく、スマホからでダウンロードして聞けるものも増えているので、ご自分のニーズに合わせて音声付きの参考書を選んでみてくださいね。
韓国語初心者におすすめできる参考書【11選】
ここまで、 韓国語初心者が参考書を選ぶ際に気をつけるべきポイントを解説してきました。
ここからは韓国語初心者におすすめできる参考書を紹介していきます。
参考書によって特徴は様々。ご自分の勉強したい内容や目的に合う、参考書選びの参考にしてみてくださいね。
- 「あいうえお」から覚える いちばんやさしいハングル練習ノート 入門編
- 1時間でハングルが読めるようになる本
- 1日でハングルが書けるようになる本
- 目からウロコの ハングル練習帳
- 新装版 できる韓国語 初級I
- できる韓国語 初級I ワークブック
- イラスト&図解でかんたん! Joo式 韓国語レッスン
- hime式 イラスト&書いて覚える韓国語文法ドリル
- ゼロからしっかり学べる!韓国語 文法トレーニング
- 一度見たら忘れない! 韓国語の語源図鑑
- 韓国語能力試験 TOPIK 1・2級 初級単語
詳しくみていきましょう。
1.「あいうえお」から覚える いちばんやさしいハングル練習ノート 入門編
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「「あいうえお」から覚える いちばんやさしいハングル練習ノート 入門編」は日本人には暗号のように見えるハングル文字を、日本人にわかりやすいように、日本語の「あいうえお」に置きかえて学べるB5版サイズの書き取りノート。
こちらは完全に韓国語の知識が何もない状態から始められ、基礎のハングル文字を習得できる初心者向けの参考書です。
知識ゼロで、これからハングルを勉強しようという初心者にはピッタリです。
ハングルの書き順や文字のバランスなども学べ、書いているうちに読めるようになり、全ページ読み終わった頃にはハングルを完全マスターできる内容になっています。
また、ハングルのしくみである「母音と子音の組み合わせ」や、「発音する際のポイント」などについても初心者にわかりやすい内容で書かれているので、この一冊でハングルの読み書き、発音が理解できるようになるでしょう。
2.1時間でハングルが読めるようになる本
「1時間でハングルが読めるようになる本」は韓国語学習の最初の一歩として最適な参考書です。
わずか1時間読むだけで、ハングルがスラスラ頭に入ってきて読めるようになってしまう韓国語初心者にも理解できるようにまとめた一冊。
似た形のモノを連想することで一気に覚えられる独自の「ヒチョル式」という方式を使っており、全く理解できなかったハングルが、読み進めていくだけで頭に残るような構成になっています。
また、オールカラーでイラスト、写真、韓国ドラマに出てくる看板や標識も数多く掲載しています。楽しみながら学べるように色々と工夫されていて、ページ数も多くなく、短時間で読みやすい内容。気軽にハングルを覚えたい方に最適な一冊です。
1時間読み終えたころには「ハングルってこんなに簡単だったの？」と思う程、ハングルが理解でき、読めるようになっているでしょう。
3.1日でハングルが書けるようになる本
「1日でハングルが書けるようになる本」は、タイトル通り1日の学習でハングル文字をマスターできるようになる書き込み式の参考書です。
「NHKテレビでハングル講座」の講師も務めたり、数多くの韓国語学習書を手掛けているチョ・ヒチョル先生の考案したやり方で、全く韓国語の知識ゼロの初心者からでも、じっくり1日この一冊に向き合えば、簡単にハングルが書けるような内容になっています。
ただ、ひたすら書くような参考書とは違い、ヒチョル式メソッドの「ハングル文字の形から読み方を連想する」方法と書き込み式のドリルを組み合わせ、飽きずに短時間で覚えることが可能。短期間ですぐにハングル文字を書けるようになりたい方におすすめ。
4.目からウロコの ハングル練習帳
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「目からウロコの ハングル練習帳」は韓国語学習をこれから始める初心者を対象にした参考書です。
基礎のハングルの仕組みから、発音、簡単なフレーズをこれ一冊でマスターすることができる内容になってます。
言葉遊び、パズルのような練習問題が多く、ハングルが楽しく学べるように工夫されていて、親しみやすいのが特徴。勉強という堅苦しさがないので勉強が苦手な方も簡単にハングルを覚えることができるでしょう。
また、音声付きでハングルの発音練習もでき、書き込む部分も多いので、リスニング、ライティングどちらも練習したい方におすすめの一冊です。
5.新装版 できる韓国語 初級I
「新装版 できる韓国語 初級 単語集」は、韓国語学習書の国内販売数10年以上ナンバーワンの新大久保語学院が出している参考書です。
この参考書はハングル文字から発音変化、簡単な会話などの実際に使える韓国語の表現方法を習得することができる内容で、実際に使える韓国語の表現方法や総合的な力を身につけることができます。
またすべての単語・会話・例文はネイティブの音声なので発音変化もしっかり学べて、リスニングの練習にも役立つでしょう。
読んで、書いて、聞いての反復練習もできるので、総合的な韓国語力が見つけられますよ。
6.できる韓国語 初級I ワークブック
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「できる韓国語 初級I ワークブック」は新大久保語学院が出している書き込み式の参考書です。
この参考書は、韓国語の知識が全くゼロの初心者向けではなく、ハングルの基礎知識を理解したあとの、基礎固めや初級を終えてから中級レベルに行く前の復習に適している本と言えます。
先ほどご紹介した「新装版 できる韓国語 初級I」と連携しているので、こちらの内容の理解を深めたい方にもおすすめ。
問題数も豊富で、並び替えや穴埋めもあり、最後まで韓国語で文章を書く問題が多いので、この一冊をこなすことができれば、ハングル入門から基本フレーズ、簡単な会話などの韓国語の基礎は、ほぼマスターできます。
この参考書を終えた頃には、さらに自信がついて次の中級レベルに向けた、大きな一歩になるでしょう。
7.イラスト&図解でかんたん! Joo式 韓国語レッスン
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「イラスト&図解でかんたん! Joo式 韓国語レッスン」は韓国語学習者に人気のYouTubeチャンネル「Jooのちょっと楽しくなる韓国語」のネイティブ韓国語講師Jooによる、最速で初級韓国語をマスターできる参考書です。
これから韓国語を始める人や、韓国語の学習につまづきを感じている方、初級の復習に最適な一冊。
Joo式の独自の発想の可愛らしいイラストと図解で学べ、記憶に残りやすいのが特徴。
また、付属の音声でネイティブの正しい発音を確認できることはもちろん、しっかり定着できるような復習に最適な動画も付いています。
韓国語の疑問がJoo式の解説で、簡単に理解できるようになるでしょう。
「Jooのちょっと楽しくなる韓国語」YouTubeの動画も、とても面白い内容なので、併せて学習することもおすすめです。
8.hime式 イラスト&書いて覚える韓国語文法ドリル
「イラスト+書いて覚える 使える韓国語文法ドリル」は文字ばかりの参考書では挫折してしまいそうな方向けに作られたイラスト満載のドリル式参考書です。
一度見たら忘れられない、インパクトがあるイラストが多く盛り込まれているので、机に向かってコツコツ勉強するのはちょっと苦手という方も飽きずに続けることができます。
韓国語学習でつまずきやすい文法、不規則活用を、語呂合わせや漫画で分かりやすく解説しているので、記憶に残りやすいでしょう。
また、スマホで発音が確認できるので、リスニング、正しい発音練習も可能。
しかし、この本はハングルが分からないと少し、難しく感じてしまう方もいるかもしれません。まず、ハングルの読み方の基礎を覚えた上で、この参考書で練習をするとより学習効果を得られるでしょう。
9.ゼロからしっかり学べる!韓国語 文法トレーニング
「ゼロからしっかり学べる！韓国語 文法トレーニング」はハングルを覚えて、あいさつや簡単なフレーズを話せるようになった次のステップを目指す方向けの参考書です。
韓国語の文法を基礎から応用まで学べる、文法の練習に最適な内容になっています。
「基本フレーズ」「応用フレーズ」さらに「パワーアップ問題」と少しずつレベルアップしていける構成になっていて、しっかりと韓国語の知識が身につくことができるのが特徴。
また、音声CDもついており、レッスンごとに学んだ文法を使った会話文を収録してあります。音声を繰り返し聞くことで、実践力も鍛えることができるでしょう。
韓国語入門を終えた方のレベルの確認や中級に進む際の初級の復習をしたい方におすすめの一冊です。
10.一度見たら忘れない! 韓国語の語源図鑑
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「一度見たら忘れない! 韓国語の語源図鑑」は単語をメインに学習したい方向けの参考書です。
一般的な単語の覚え方とは異なり、今までになかったような切り口から、効率よく単語を覚えることができる内容になっています。
単語がどのようなパーツからできているかを正確に理解できるようになり、イメージとして記憶に残りやすくなるため、単語の暗記や試験対策に最適の一冊。
また、韓国語の漢字語や、語源の規則などから単語を覚えたい方にも良いでしょう。
韓国語をこれから始める方や、始めたばかりの人には少し難易度が高いと感じるかもしれないので、初級を終えて基礎ができた方におすすめです。
11.韓国語能力試験 TOPIK 1・2級 初級単語
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「韓国語能力試験 TOPIK 1・2級 初級単語800」は、TOPIK 1・2級の試験で良く出る順にまとめられている単語に特化した参考書です。
韓国語初心者から初級を終えてTOPIK 1・2級に挑戦したい方に最適の一冊。
決められた期間内に覚えるための学習計画表が用意してあり、自分のペースで最後まで取り組むための工夫もされていて勉強が継続しやすくなっています。
単語を覚えながら、コラムのページでは紛らわしい韓国語と日本語の表現の違いなどを説明してくれているので、独学でのTOPIKの勉強に役立つでしょう。
音声はついていませんが、TOPIKの頻出単語をひたすら覚えたい、シンプルな単語帳が好きな方向けにおすすめ。
またサイズも小さく、文字を隠せる赤シートつきなので持ち運びにも便利です。
【おすすめ】韓国語を学ぶならオンライン受講もできるK Village
「韓国語を理解できるようになりたい」「韓国語を話せるようになりたい！」と考えている方が効率よく、挫折せずに学習を続けられる方法は韓国語教室に通うことです。
- 韓国語初心者でも基礎から学べるカリキュラムがある
- 韓国人講師から本場の韓国語を学べる
- 会話形式で学んでいくので楽しみながら学べる
- 韓流ドラマや韓国語文化も触れながら学べる
- オンライン・通学とニーズに応じて選べる
韓国語学習を始める上で大事なのは「基礎をまずは身につけること」です。多くの人はこの基礎学習で挫折をしてしまったり、時間を掛けすぎて思うように習得できなかったりします。
多くの韓国語教室がありますが、Korean Withがおすすめするのは日本最大級の16校舎展開・オンラインでも学べるK Villageです。
- 全国16校舎展開の日本最大級の韓国語教室で実績がある
- 1回550円〜とレッスン価格がリーズナブル
- 教室受講以外にもオンラインでのレッスン受講もできる
- アットホームな雰囲気で楽しみながら韓国語上達ができる
- マンツーマン・グループと受講スタイルを選べる
様々な韓国語教室がありますが、生徒満足度が95%と非常に高く、在籍生徒数もNo.1。優秀な講師から楽しく韓国語を学ぶことができます。
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まとめ：初心者でも韓国語をマスターできる！目的に合った参考書で勉強してみよう！
今回は、韓国語初心者が参考書を選ぶ際に気をつけるべきポイントと初心者必見のおすすめの参考書を紹介しました。
参考書によって、ハングル文字のしくみから学べる本やイラストで気軽に学べる本、単語に特化した本など学べる内容は様々でしたが、気になる本は見つかりましたか？
私は韓国語学習歴が長いこともあり、書店に並んでいる参考書はほとんど網羅しましたが、学習目的やレベルに合わないと最後まで続けられないことが多かったです。
理解できずに挫折してはもったいないですよね。
そのような事にならないように、ぜひこの記事を参考に、ご自分にぴったり合った参考書を見つけてみてください。
語学学習に大切なのは「楽しく継続すること」です。ぜひ楽しみながら、韓国語の学習に役立ててくださいね！
また、テキストを使って韓国語のインプットをした後は、会話力を高めるためにアウトプットをするのも大事。以下の記事ではオンライン韓国語教室を紹介しているので、興味があればチェックしてみましょう。
Korean Withでは、他にも韓国語学習に関する記事を多数用意しております。気になる方は、ぜひみてくださいね。
できる韓国語 
K Village 
駅前留学NOVA韓国語コース 
