今回は、韓国語の読み書きが効果的に学べるおすすめの本をご紹介します。
近年、韓国ブームということもあり、韓国ドラマやK-POPを通して、韓国語を目にしたり、耳にする機会がたくさんありますよね。
その影響で、韓国に興味を持ち始めて、韓国語を勉強し始める人もすごく増えてきています。また日本語に似ている発音も多くあり、気軽に学べるイメージもあるでしょう。
しかし、ドラマや音楽で韓国語に触れる機会があっても、実際に韓国語を書いたり、読む機会はなかなかないかと思います。
韓国語初心者の方は、よく聞くフレーズやあいさつなどの簡単な韓国語は聞き取れるけど、ハングル文字で書いてある韓国語は、読めない方がほとんど。
そこでこの記事では韓国語の読み書きができるようになるための、本の選び方と読み書きが効果的に学べるおすすめの学習本をご紹介します。韓国語を基礎からしっかり学びたい方、読み書きをマスターしたい方はぜひ、参考にしてみてくださいね。
韓国語の読み書きができる本の選び方
まずは、韓国語の読み書きができる本の選び方のポイントを詳しく解説していきます。
書店などでは多くの、学習本が並んでいるので、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね?
読み書きができる本を選ぶ際は、以下のことをチェックしてみてくださいね。
- レベルに合うものを選ぶ
- 音声付きの学習本を選ぶ
- 単語だけでなく文章も書けるものを選ぶ
では順番に解説していきます。
1.レベルに合うものを選ぶ
一つ目は、レベルに合う本を選ぶこと。
韓国語の読み書きができる本は、ハングルを知らない超初心者から上級レベルまで様々。
まずは、自分がどこまで韓国語を理解しているかを知ることが重要です。韓国語学習は、ハングルのしくみを理解することからすべてが始まります。
超初心者の方がハングルの基礎をしっかり学習しないで、レベルの高い本を選んでしまうと、何ひとつ理解できないでしょう。
また、自分のレベルに合っていないものを選ぶと、挫折の原因にもなりかねません。
楽しく学習をするためにもまずは自分の現在のレベルを把握して、ご自分のレベルに合った本を選びましょう。
2.音声付きの本を選ぶ
二つ目は、音声付きの本を選ぶこと。
ハングルを覚える段階の入門のうちはいいのですが、ハングルを覚えた次の段階は音声付きの本がおすすめ。
韓国語の発音は変化するものが多いので、書いてある文字と読み方が一致しないことがあります。
ハングルの文字の読み方、書き方、単語の意味だけ覚えても、「実際に聞き取りできない」、「正しい発音ができない」、「通じない」ことがほとんど。
音声付きの本なら発音も同時に覚えることができます。
書いて、読んでみて、実際の発音を繰り返し聞くことで、難しい発音変化のしくみやルールも自然に身に付いていくでしょう。
3.単語だけでなく文章も書けるものを選ぶ
三つ目は、単語だけでなく文章もセットで書ける本を選ぶこと。
先ほども書いたように、韓国語は発音変化があるので、単語の基本形だけ読める、書けるとしても文章で聞き取れないことが多いです。
例えば「먹다」(食べる)【モㇰタ】という単語があります。これを使う文章にすると「밥을 먹어요」(ご飯を食べます)【パブㇽモゴヨ】となります。「먹다」(食べる)の単語だけ覚えても実際に「먹다」だけ使うことは、あまり無いでしょう。
このように基本形の単語だけ読み書きできる本よりも、簡単な文章と一緒にセットで読み書きできる学習本なら、いろいろなパターンも学べて効率が良いですね。
例文が多く、文章が読み書きできる学習本を選んでみて下さい。
韓国語の読み書きが効果的に学べるおすすめの本【7選】
ここからは韓国語の読み書きが効率的に学べるおすすめ学習本を7つご紹介します。
それぞれの特徴や内容を詳しくまとめているので、ご自分のレベルや、勉強したい内容に合わせて参考にしてみてくださいね。
- 「あいうえお」から覚える いちばんやさしいハングル練習ノート 入門編
- 1時間でハングルが読めるようになる本(ヒチョル式超速ハングル覚え方講義)
- 1日でハングルが書けるようになる本(ヒチョル式)
- できる韓国語 初級I ワークブック
- hime式 イラスト&書いて覚える韓国語文法ドリル
- ゼロからしっかり学べる!韓国語 文法トレーニング
- ゼロからはじめる 韓国語書き込みレッスン
では、順番にご紹介していきます。
1.「あいうえお」から覚える いちばんやさしいハングル練習ノート 入門編
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「「あいうえお」から覚える いちばんやさしいハングル練習ノート 入門編」は暗号のように見えるハングル文字を日本語の「あいうえお」に置き換えて練習する書き取り式の本。
ハングルの書き順から文字のバランスなどの初歩から始めるので、完全に韓国語、ハングルの知識がゼロの方からでも取り組める内容になっています。
B5版サイズで文字も大きく、この1冊を小学生のドリルの様な感覚で真剣に取り組めば、全ページ読み終わったあたりで、ハングルの読み書きをマスターすることが可能。また、ハングルのしくみである「母音と子音の組み合わせ」や、「発音する際のポイント」などについても、初心者にわかりやすい内容で書かれています。
韓国語としての単語の意味を学ぶ前に、日本語をハングルに置き換えられるようになると今後の学習に大いに役立つでしょう。
韓国語に触れたことのない入門の方はまず、初めの一歩としてこの本がおすすめです。
2.1時間でハングルが読めるようになる本(ヒチョル式超速ハングル覚え方講義)
「1時間でハングルが読めるようになる本(ヒチョル式超速ハングル覚え方講義)」は、
わずか1時間読むだけで、ハングルがスラスラ頭に入ってきて読めるようになってしまう超速メソッド本。
肩の力を抜いて、気楽に読むだけで韓国語の超初心者にもやさしく理解できるようにまとめており、ハングル文字の読み、書きについてこの一冊でマスターできる内容です。
覚えやすい順に、文字の形から連想する方法ですんなりハングルを習得できるように構成されています。ページ数も多くないので気軽にハングルを覚えたい方、勉強が苦手な方に最適な一冊です。
1時間読み終えたころには「ハングルってこんなに簡単だったの?」と思う程、ハングルが理解でき読めるようになっているでしょう。
3.1日でハングルが書けるようになる本(ヒチョル式)
「1日でハングルが書けるようになる本(ヒチョル式)」は、タイトル通り1日の学習でハングル文字を書くことができるようになる本。
「NHKテレビでハングル講座」の講師も務めたチョ・ヒチョル先生の考案したやり方で、全く韓国語の知識ゼロの初心者からでもじっくり1日この一冊に向き合えば、簡単にハングルが書けるような内容になっています。
ただ、ひたすら書くようなドリルとは違い、ヒチョル式メソッドの場合は「ハングル文字の形から読み方を連想する」方法と書き込み式のドリルを組み合わせることで、短時間で覚えることができるでしょう。
また、この本の中には、韓国の街の看板や広告などの写真がたくさんあり、様々な書体やデザインから実践的な韓国語に触れられています。
短期間ですぐにハングル文字を書けるようになりたい方におすすめですね。
4.できる韓国語 初級I ワークブック
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「できる韓国語 初級I ワークブック」は韓国語学習書の国内販売数10年以上ナンバーワンの新大久保語学院が出している書き込み式の本です。
この本は、韓国語の知識が全くゼロの初心者向けではなく、ハングルの基礎知識をある程度理解したあと、初級の基礎固めをしたい方や初級を終えてからの復習をしたい方におすすめの本と言えます。
また、「新装版 できる韓国語 初級I」と連携しているので、こちらの内容の理解を深めたい方にも使いやすいでしょう。
問題数も豊富で、並び替えや穴埋めもあり。最初から最後まで韓国語で文章を書く問題が多いので、この一冊をしっかりこなすことができれば、次の中級レベルに向けた、大きな一歩になります。
5.hime式 イラスト&書いて覚える韓国語文法ドリル
「hime式 イラスト&書いて覚える 使える韓国語文法ドリル」は「文字ばかりの本で韓国語学習を挫折してしまう人を一人でも救いたい!」をモットーにして作られたイラスト満載のドリル。
一度見たら忘れられない、インパクトがあるイラストが盛り込まれているので勉強が苦手な方でも飽きずに続けることができます。
初級でつまずきやすい文法、不規則活用を、語呂合わせや漫画で分かりやすく解説しているので、記憶に残りやすいでしょう。
また、スマホで発音が確認できるので、正しい発音練習も可能。独学で韓国語を覚えたい方にもおすすめ。
この本はハングルが分からないと、少し難しく感じてしまう方もいるかもしれませんので、まず、ハングルの読み方の基礎を覚えた上で、このドリルで読み書きの練習をするとより効果的でしょう。
6.ゼロからしっかり学べる!韓国語 文法トレーニング
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「ゼロからしっかり学べる!韓国語 文法トレーニング」は簡単なあいさつやフレーズを話せるようになった次のステップを目指す方向けに、韓国語文法の基礎からやや応用を学べる文法の練習に特化した本。
「基本フレーズ」「応用フレーズ」を通して文法を学び、さらに「パワーアップ問題」と少しずつレベルアップしていける構成になっていて、成功体験を感じながら韓国語の知識を身につけることができます。
また、CDもついており、レッスンごとに学んだ文法を使った会話文を収録してあります。音声を繰り返し聞くことで、実践力も鍛えることができるでしょう。
穴埋め問題などが多く、取りかかりやすい分量になっているので、レベルの確認や中級に進む際の初級の復習をしたい方におすすめの一冊です。
7.ゼロからはじめる 韓国語書き込みレッスン
「ゼロからはじめる 韓国語書き込みレッスン」は韓国語を始めてみたいけど「ハングル文字が難しそう」「独学でもうまく話せるようになりたい」といった方向けの本。
韓国語の知識を得るためだけでなく、「確実に書ける」、「実践で話せる」を目標にした一冊。
この本はハングルからはじまり、発音の規則、基本文法、そして会話に至るまで、先生が目の前で授業をしているかのように初心者でもわかりやすく解説されています。また、入門から初級の多くの学習本は、カタカナで日本語ルビがあるものがほとんどですが、この本での日本語ルビがないことが特徴。
4時間以上のDL音声付きで韓国語をカタカナで覚えるのではなく、ネイティブの発音を聞いて確認しながら学習を進めることができます。
目、耳、手、口を使って練習することができる内容になっているので、この一冊でしっかり学べば、基礎固めができ、今後もレベルアップしていけるでしょう。
まとめ:韓国語の読み書きが効果的に学べるおすすめの本で楽しく韓国語を勉強しよう!
今回は、韓国語の読み書きが効果的に学べるおすすめの本を紹介しました。
本によって、ハングル文字の入門から文法など、学べる内容は様々でしたが、気になる本は見つかりましたか?
ご自分の韓国語を学ぶ目的や目標によって選ぶ本も変わってきます。
私は韓国語学習歴が長いこともあり、書店に並んでいる学習本はほとんど網羅しましたが、自分に合わないと最後まで続けられないことがほとんどです。
せっかく韓国語学習を初めても理解できずに挫折して終わってしまってはもったいないです。
そんな事にならないようにぜひ、この記事を参考に、ご自分にぴったり合った本を見つけてみてください。
語学学習に大切なのは「楽しく継続すること」が一番です!ぜひ読み書きの学習に役立ててくださいね。
また、読み書きをしっかりとできるようになるのは、韓国語が学べるオンラインスクールに参加してみるのもおすすめ。無料体験レッスンからまずは参加できるのでまずは体験してみて、通いやすい所があれば選んでみると良いでしょう。
以下の記事で詳しくまとめているので是非参考にしてみてくださいね!