今回は韓国語の「(笑)」や「www」について徹底解説していきます。
トークアプリやSNSを使うとき、笑いを表す「(笑)」や「WWW」がありますよね。文字や文章だけでは伝わりづらい、笑っている様子や楽しい感情を表す時に使えるとても便利な文字です。
韓国語にも日本語のように「笑い」を表す文字がいくつかあることはご存じでしょうか?
韓国好きやK-POPに推しがいる人は、SNSやバラエティー番組の字幕などで見たことある方も多いと思います。
さらに最近では、YouTube動画などでも目にすることがとても増えました。今では、さまざまなコンテンツで使われていて欠かせない表現と言えるでしょう。
韓国語で笑いを表す表現は、日本語よりたくさんあるので「どういう意味なの?」「どういう時に使うの?」「どう使い分けるの?」と気になっている方も多いはず!
確かに、韓国語が分からない方やハングルが分からないと文字ではなく暗号のように見えてしまいますよね。
そこでこの記事では、ハングルが読めない方でも分かる、韓国語の(笑)やwwwの意味や使い方を詳しく解説していきます。使えるようになれば、韓国語のSNSや番組がさらに楽しめるようになりますよ。ぜひ楽しみながら覚えてみましょう。
目次
韓国語で(笑)やwwwは2種類ある
早速ここでは、日本語でも(笑)やwwwのような、韓国で最もよく使われる笑いを表す表現を2つ紹介します。
頻繁にSNSやチャットで使われるので「これ見たことある!」と思うと思いますが、どういう意味なのか、なぜこの表現を使うのかを詳しく解説していきますね。
- ㅋㅋㅋ (ククク)
- ㅎㅎㅎ(フフフ)
1.ㅋㅋㅋ
まず、最も多く使われている笑いを表す文字が「ㅋㅋㅋ」です。
この「ㅋ」はハングルを構成する子音の文字です。「ㅋ」の発音は「k」となります。
実際は母音の「ㅡ」(eu)がついて、「크크크」(ククク)になるのですが、母音を取って子音のみの「ㅋㅋㅋ」と省略されて「ククク」と笑う様子を表しています。
日本語の「カ行」に近いイメージなので「ククク」より「カカカ」や「キキキ」の音をイメージして使っても良いでしょう。
しかしこの「ㅋ」には、数によって意味が変わるので注意が必要です。「ㅋㅋㅋ」の3つは「www」と同じような意味合いですが、「ㅋ」の1つや「ㅋㅋ」の2つの場合は相手をバカにしたり、皮肉るようなニュアンスになる場合があります。
「www」として使う場合は3つ「ㅋㅋㅋ」が無難です。「ㅋ」の数には気を付けてくださいね。
2.ㅎㅎㅎ
続いて、よく使われる笑いを表す文字が「ㅎㅎㅎ」です。
この「ㅎㅎㅎ」も上記の「ㅋㅋㅋ」と同様に「ㅎ」はハングルの子音です。「ㅎ」の発音は「h」となります。
実際は母音の「ㅡ」(eu)がついて、「흐흐흐」(フフフ)になるのですが、母音を取って子音のみの「ㅎㅎㅎ」と省略されて「フフフ」と笑う様子を表しています。日本語の「ハ行」に近いので「ハハハ」「へへへ」「ホホホ」とも表せますので、自分がしっくりくるような音をイメージして使ってみましょう。
また、「ㅎㅎㅎ」は一般的には優しく微笑むようなニュアンスですが、使い方によって陰険なイメージを持つ場合もあります。
日本語と同じように話の内容によって使い方や意味も変わるので、上手に使い分けながら「ㅎㅎㅎ」を使ってみてくださいね。
韓国語の(笑)の種類を紹介!
上記では韓国で頻繁に使う「ㅋㅋㅋ」と「ㅎㅎㅎ」を説明しましたが、他にも笑いを表現する文字があるので紹介していきますね!
順番に見ていきましょう。
- 大ウケの(笑)
- 微笑みの(笑)
- その他の(笑)
大ウケの(笑)
先ほど紹介した「ㅋㅋㅋ」(ククク)ですが、これの数をたくさん増やせば、「ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ…」と大ウケしている表現ができます。
この「ㅋ」の数で笑いの度合いを量ることができるでしょう。3つが普通の笑いなので、それ以上で大ウケを表してみてくださいね。
微笑みの(笑)
微笑みを表す文字は「ㅎㅎㅎ」(フフフ)も良いですが、他にも「ㅍㅍㅍ」もあります。「ㅍㅍㅍ」の「ㅍ」はハングルの子音で発音が「p」となります。
したがって「ㅍㅍㅍ」は(プププ)となり、ちょっと笑いを噴き出すような様子を表しています。状況によって「ㅍㅍㅍ」も結構使えますよね。
好みやシチュエーション別に楽しみながら使い分けましょう。
その他の(笑)
その他、子音を使って「ㅋㄷㅋㄷ」(キドゥキドゥ)という一人でクスクス笑っている音を文字にした表現もあります。また、ハングルの子音を使って顔文字を作って(笑)を表現したりもできるので紹介しますね。
顔文字の例として、「ㅋㅅㅋ」や「ㅇㅂㅇ」「ㅇㅅㅌ」があります。よく見ると顔に見えませんか?
親しい間柄の場合、このように子音を使って顔文字にして笑いや表情を伝えるのも面白いですね。
韓国語で(笑)やwwwに関する表現やフレーズを紹介
ここまで、(笑)やwwwの韓国語での表現をお伝えしてきましたが、ここではよく使う「ㅋㅋㅋ(ククク)」と「ㅎㅎㅎ(フフフ)」を使って実際に会話文などでどんな時に使えるか例文と一緒に見ていきましょう。
- 面白いときに使えるフレーズ
- 冗談をいうときに使えるフレーズ
- 照れているときに使えるフレーズ
1.面白いときに使えるフレーズ
まずは、面白いときです。一般的に面白いことがあったり笑えることがあったときに感情を文字で伝えたいときに使えます。
- A:영화 재미있었어? (ヨンファ チェミイッソッソ?):映画面白かった?
- B:응 재미있어. 진짜 웃겼어 ㅋㅋㅋ (ウン チェミイッソッソ。 チンチャウッキョッソ):うん、面白かった。マジで笑えたよwww
このように、感想や面白かったという感情をストレートに伝えたいときに使えますね。
2.冗談をいうときに使えるフレーズ
次は、冗談をいうときです。冗談をいうときも(笑)やwwwは使えますよね。韓国語も同じです。例文を見てみましょう。
- A:설마 그럴 리가 없는데? 농담이지?(ソルマ クロㇽリガ オンヌンデ? ノンダミジ?):まさかそんなはずないけど?冗談でしょ?
- B:미안해 농담이야 ㅎㅎㅎ (ミアネ ノンダミヤ):ごめん冗談だよ(笑)
冗談を言ったときや柔らかく伝えたいときなどにも(笑)やwwwは有効ですね。
3.照れているときに使えるフレーズ
最後は、照れているときです。照れているときや恥ずかしさを隠すときなどに使える表現として例文を紹介しますね。
- A:너무 예뻐졌네(ノム イェッポジョンネ):綺麗になったね
- B:고마워. 사실 다이어트 열심히 했어 ㅎㅎㅎ(コマウォ サシㇽ ダイオットゥ ヨルシミ へッソ):ありがとう。実はダイエット頑張ったの(笑)
- A:나도 해야겠다 ㅋㅋㅋ (ナド ヘヤゲッタ):私もしなきゃwww
褒められたときや照れくさいようなときも(笑)やwwwがあるとより、感情や相手の気持ちが伝わりやすい気がしますよね。
韓国語で(笑)やwwwなどのナチュラルフレーズを学ぶにはオンラインレッスンがおすすめ
ここまで、SNSやチャットで役立つ韓国語の(笑)やwwwを様々紹介してきました。日本語と以上に韓国語には(笑)やwwwの表現ががたくさんありましたね。
このように教科書には載っていない実践的な韓国語を使いこなすためには基礎的な韓国語の理解がないと難しいのが正直なところです。
韓国語学習はしっかり基礎から段階を踏んでいくことがとても重要です。
私自身も韓国語学習を長年、様々な方法で経験してきましたが独学よりもプロの講師から学ぶのが絶対におすすめ。効率よく効果的に韓国語が身に付きます。
特に最近は、移動の手間や場所を選ばずに受講ができるオンラインレッスンが人気を集めています。「自宅で手軽に韓国語を学びたい」、「韓国語教室に通いたいけど時間がなかなか取れない」という方にはオンラインレッスンがぴったりです。
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Korean Withではおすすめのオンラインで学べる韓国語スクールを紹介している記事を多数ご用意しています。オンライン教室を検討している方や教室選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ:韓国語での(笑)やwwwを覚えて使ってみよう!
今回は、ネイティブが実際に使っている韓国語での(笑)やwwwをまとめて紹介しました。
韓国語特有のハングルを活かして「(笑)」や「www」の笑いの表現ができるのは、とても面白いですよね。
現代では、SNSやチャットで文字を使ったコミュニケーションが多くなっているので、今後も感情を表現した文字が増えていくはずです。辞書に載っていない言葉がどんどん増えて韓国語学習の仕方も変化していくでしょう。
そういった意味で今回紹介した(笑)やwwwの造語や略語、スラングを覚えると推しのKPOPアイドルのツイッターやインスタがより楽しく見ることができるので韓国語学習のモチベーションも上がります。
この記事では、(笑)とwwwの笑いを表現した文字を紹介しましたが、Korean Withでは他にも、チャットで使える文字や韓国の若者の間で使われているスラングを紹介した記事を用意しているので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。
ぜひこの記事を参考に、楽しみながら韓国語の(笑)やwwwを覚えて使ってみましょう!
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